ド軍ロッカーで起きた“粋”対応 報道陣巻き込み…悩める382億円男に「今日はお祝いだ」

久々の本拠地でのヒット…ロハスからいじられる一幕
【MLB】ドジャース 4ー3 パイレーツ(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャースのカイル・タッカー外野手は22日(日本時間23日)、本拠地パイレーツ戦の5回に逆転の2点適時打を放った。8月に入って本拠地では1安打だったが、久々に嬉しい一本が飛び出した。ロッカーでは、取材対応前にミゲル・ロハス内野手にいじられる場面もあった。
4年2億4000万ドル(約382億円)の大型契約で加入したタッカーだが、打撃で苦戦。8月には18日(同19日)の敵地ロッキーズ戦までは7試合連続無安打で、堅実な守備面でも落球する場面が見られた。
苦しむタッカーを、ファンも支えた。21日(同22日)の試合ではタッカーが打席に立つたび、ひと際大きな拍手と歓声を送った。
そしてこの日は5回、1死二、三塁の第3打席で右前に運び、2者が生還してヒーローとなった。試合後、タッカーのもとへ報道陣が近づくと、近くにロッカーがあるロハスは「(打つまで)3カードかかったな」とイジリ。「今日はメディアにしゃべらないと。今日は彼をお祝いだ」とジョークを飛ばし、報道陣とタッカーを笑わせた。
久々の一本について問われたタッカーは「嬉しかった」と表情をやわらげた。ファンからの声援についても「ファンは毎日球場に来て応援してくれているし、僕たちはグラウンドに出て彼らのために勝利を届けようとしている。僕もその一助になろうとしている」と話した。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)