「やり直せるならあの1球」 山本由伸、無念の敗戦も…18.44m先で相棒が感じた“修正力”

山本は初回初球をボールドウィンに被弾
【MLB】ブレーブス 1ー0 ドジャース(日本時間28日・アトランタ)
ドジャース・山本由伸投手が27日(日本時間28日)、敵地でのブレーブス戦に先発し、6回3分の1を4安打1失点8奪三振と好投したものの、打線の援護がなく今季8敗目(12勝)を喫した。初回先頭に喫した痛恨の一発に泣く格好となったが、バッテリーを組んだ相棒捕手は試合後、称賛の言葉を並べた。
勝敗を分けたのは試合開始直後の初球だった。初回先頭ボールドウィンに対し、真ん中に入ったスプリッターを右中間席へ運ばれる先頭打者本塁打を献上した。山本自身も試合後に「初球をちょっと甘く行ったところを……。すごく悔しいポイントになった」と悔恨を口にしたが、圧巻だったのはその直後からの立ち直りだった。
2回以降は相手強力打線を封じ込め、5回まで3度の3者凡退を記録するなどテンポ良く三振の山を築いた。試合後、バッテリーを組んだベン・ロートベット捕手は「やり直せる球があるなら、今日のはまさにあの1球。ゾーンの真ん中に入って打ちやすいスプリッターだった」と失点場面を振り返りつつも、その後の気迫あふれる姿を称賛した。
「ヨシがマウンドに上がるとき、私たちは自信がある。初球のあとは皆さんがご覧になった通りだ。立ち直り、投げ続け、勝利のチャンスを与えてくれたヨシを称賛する」と熱く証言。相手エースのセールが9回無四球11奪三振で完封した投手戦のなか、たった1球のミスから立ち直り試合を作った相棒に深い信頼を寄せた。
山本は敗戦投手となったものの、防御率2.56はナ・リーグ4位とリーグ屈指の安定感を維持している。
(Full-Count編集部)