栗山巧、引退セレモニー後に“ぶっちゃけ”「言い忘れたんですけど」 直前にあった同僚への嫉妬

30日の楽天戦で引退試合に臨んだ
■西武 4ー1 楽天(30日・ベルーナドーム)
西武の栗山巧外野手が30日、ベルーナドームで行われた引退試合の楽天戦に「6番・指名打者」で出場し、4打数1安打で勝利に貢献した。現役最終打席となった第4打席で中前打を放ったが、一塁ベース上で涙を必死に堪えたのは栗山らしい理由が隠されていた。
栗山は8回2死の第4打席で左腕・泰から中前へ抜ける技ありの安打を放った。引退試合の最終打席で放った通算2152本目の安打。一塁ベースに到達すると涙を堪えるような表情をみせていた。
「泣きそうやなと。こんなにヒットを打って嬉しいんやなと思いましたね。いやー、考えさせられますね」。1本の安打の喜びと、打撃の奥深さを噛み締めていた。
それでも「ゲーム中に泣いていたら、まだ勝ったわけでもないし、まあ泣くんやったら勝ってから泣きたいなと思っていて。集中力を切らしたらアカンなっていうところで、はい」と明かし、栗山らしい一面をみせていた。
また、栗山の打席の直前に代打で中村剛が登場すると球場は大歓声。栗山は「さっき(セレモニーで)言い忘れたんですけど『代打・おかわり』の歓声がすごすぎて。え? と思って。さんぺい(中村剛の愛称)に持っていかれたなと思いながら、とにかく打ちたいなっていう気持ちだけだった」と笑顔で振り返っていた。
(湯浅大 / Dai Yuasa)