引退の石川雅規が忘れない勝利 届かなかった200の大台も…胸を張る“188-194”の価値

新人から24年連続勝利&24年連続安打のプロ野球記録を樹立
ヤクルトの石川雅規投手が2日、都内で引退会見を開いた。プロ25年間の現役生活に終止符を打つ46歳の左腕は「25年間、楽しいことがほとんどでした。すごく楽しい25年間でした」と感謝を口にし、長年追い続けた200勝への思いを明かした。
決断の経緯について「40歳を過ぎて毎年今年が最後じゃないかとか、毎試合最後じゃないかと思ってマウンドに上っていました。24年間勝利を積み重ねることができた中で、勝てなかったらやめる、体もそうですけど気持ちで頑張れないとなったらやめるしかないと思っていた」と吐露。8月27日の神宮での登板後に決断したという。
思い出の1勝を問われ「一番最後の188勝目が一番うれしいですね」と語った石川。昨年5月4日の阪神戦(甲子園)で6回6安打1失点に抑えた試合を振り返った。200勝という数字については「200勝という大きな目標があるからこそもっと頑張ろうという思いがあったので。僕の中で大きな目標でした」と明かし、「188で終わりましたけど、その目標があったからこそ」小さな体を不利な要因とせず、懸命に努力を重ねてきた。
2001年の入団から、新人から24年連続勝利と24年連続安打というプロ野球記録を樹立。身長167センチの体で25年間マウンドを守り続けた。今季は故障に苦しみ、8月27日の巨人戦(神宮)での登板(1/3回6失点)が最後となった。通算551試合で188勝194敗4ホールド、防御率3.94という成績を残し、ユニホームを脱ぐ。
188の勝利の裏で「負け数も多かったので申し訳ない気持ちと悔しい思いがあります」と石川は口にした。「それだけチームのマウンドを託してもらった感謝をもっている。188もそうですけど194敗という数字も自分らしいと言うか、数字だと思っています」と、“勝敗”こそが勲章だと胸を張った。
(Full-Count編集部)