「諦めたら終わり」 167cmの小さな大投手・石川雅規が伝える“無差別級”の野球論

引退会見に臨んだヤクルト・石川雅規【写真:小林靖】
引退会見に臨んだヤクルト・石川雅規【写真:小林靖】

167センチの体で新人から24年連続勝利

 ヤクルトの石川雅規投手が2日、都内での引退会見で、体が小さい野球少年少女へ向けてエールを送った。身長167センチの体でプロの世界を25年間走り抜けた左腕は、体格差のあるプロの闘いを「野球というスポーツは無差別級」と表現。自分で限界をつくらずに挑戦し続ける大切さを、力強く語りかけた。

 体が小さい野球少年へのアドバイスを問われた石川は、熱を込めて語った。「野球というスポーツは無差別級。体が大きい、足が速い。いろいろな選手がいますけど、自分で限界をつくらず、諦めたら終わりだと思うので。僕も諦めの悪い男で25年間やってきた。自分で限界をつくらず、大好きな野球を必死でやっていると絶対にいいことがあるので、諦めずに大好きな野球をやっていってほしいなと思います」。

 2001年の入団以来、石川はまさにその言葉を体現し続けた。167センチの体で新人から24年連続勝利と24年連続安打のプロ野球記録を樹立し、通算551試合で188勝をマーク。1勝の積み重ねが200勝という大きな目標へと繋がり、つらい時やしんどい時に「もっと頑張ろう」と思わせてくれる原動力になったという。

 また、大切にしてきた自己管理にも言及。「体のケアも自分しかわからない。痛いからやらないのも大事ですけど、僕らは野球選手としてやらないといけないときと無理をしてはいけないときが絶対にある。敏感の鈍感をうまく持ち合わせながら、細い細い道ですけど、綱渡りのように大好きな野球人生を歩んでいってほしいなと思います」と調整の極意を明かした。

(Full-Count編集部)

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