大谷推しのはずが…1か月で手のひら返し 殿堂入り右腕はPCAに“推し変”「大きな差」

PCAはブルワーズ戦で39号…シュワーバーに1本差
カブスのピート・クロウ=アームストロング(PCA)が3日(日本時間4日)、本拠地ブルワーズ戦で39号2ランを放ち、勝利に貢献した。ドジャース・大谷翔平投手のMVP「当確」を唱えていた殿堂右腕のジョン・スモルツ氏は、この一発の直後、以前に示した「逆転条件」をPCAが満たしたと指摘し、「MVPは楽勝」と断言した。
PCAは3回1死一塁、ヘンダーソンのチェンジアップを捉え、中越えの39号2ランを放った。本塁打トップのシュワバーに1本差に迫り、打率.281、39本塁打、93打点、32盗塁、OPS.949の好成績をマークしている。走塁&守備も抜群で、勝利貢献度「WAR」もメジャー断トツだ。
この試合は米放送局「FOXスポーツ」で放送され、通算213勝のスモルツ氏が解説していた。8月上旬の段階では、ナ・リーグのMVP争いについて「誰かが攻撃面で歴史的な成績を残せば別だが、そうでなければオオタニから奪うことは不可能」と大谷を支持していた右腕だが、まさかの“手のひら返し”を見せた。
スモルツ氏はPCAについて「MVPに到底及ばない男から、最有力になった。楽勝でしょう」と語り、評価が一変した背景を分析。「以前のPCAは打撃でオオタニと同じような数字だったが、直近16試合がすべてを物語っている。PCAはたった1人でカブスを引っ張っている」と極めて高く評価した。
さらに「今ではオオタニとの間に大きな差がついている。オオタニは(投手として)8勝2敗の成績を残しているので、PCAがMVPを受賞するためには打撃成績でオオタニを大きく上回る必要があったが、実際に上回っている」と力説。かつて自身が掲げた「打撃で圧倒する」という条件を、PCAが完全にクリアしたと結論づけた。
(Full-Count編集部)