ロッテ・唐川侑己「泥臭くやって来た」 引退会見で心境…盟友・益田は「泣いてくれた」

引退会見を行ったロッテ・唐川侑己【写真:黒澤崇】
引退会見を行ったロッテ・唐川侑己【写真:黒澤崇】

益田、横山らが花束贈呈…通算350登板で82勝、10月3日に引退試合

 ロッテの唐川侑己投手が8日、ZOZOマリンスタジアムで引退会見を行った。4日に今季限りでの現役引退を発表。地元の千葉県成田市出身の37歳右腕は、10月3日の本拠地・ソフトバンク戦で引退試合を予定している。

 唐川はダークグレーのスーツ姿で登壇。「泥くさく必死にやってきた19年間でした」と振り返った。決断した経緯について「今シーズンに強い思いで入った。夏以降は意識するようになって、8月は家族を2軍の試合に呼びました」と明かした。妻には「終わります、お疲れさまでした」と伝え、お互いにお辞儀したという。

 サブロー監督には、引退を決めた翌日に電話で報告。「お疲れさんと言われました」。同学年の益田直也投手にも電話で伝えたといい「比較的あっさり伝えてしまった。泣いてくれたんですけど」と振り返った。

 益田や横山陸人投手らがサプライズ登場し、花束を贈呈。涙はなく、笑顔の会見となった。今後については「未定と言えば未定。希望としては野球に恩返ししていきたい。地域の子どもたちに教えたり広めたりしたい」と語った。

 成田高時代は大阪桐蔭高の中田翔(日本ハム)、仙台育英高の佐藤由規(ヤクルト)とともに“高校BIG3”として注目され、2007年高校生ドラフト1巡目指名を受け入団。1年目からデビュー3連勝するなど1軍で先発として活躍し、2011年には自己最多の12勝を挙げ、防御率2.41をマークした。

 2022年まで入団から15年連続勝利を記録。2023年に記録は途絶えたものの、2024年には6試合に先発して3勝を挙げるなど存在感を示した。今季は5月30日の阪神戦(ZOZOマリンスタジアム)でシーズン初登板。先発して5回4失点で黒星を喫し、以降は2軍での調整が続いていた。プロ通算350試合に登板して82勝。ロッテ一筋19年の背番号19が、惜しまれながらユニホームを脱ぐ。

【実際の様子】引退会見に同僚がサプライズ登場…唐川も笑顔でガッチリ握手

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY