“皮肉”だった大谷翔平の登場曲 「解消されてない」問題…LA記者が復帰戦で見た「課題」

レッズ戦で5試合ぶりスタメン復帰も3打数無安打2三振1四球
【MLB】ドジャース 6ー3 レッズ(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地レッズ戦に5試合ぶりに先発復帰した。大歓声で迎えられたものの、3打数無安打に終わり快音は聞かれず。本来の姿とは程遠い内容に終始した大谷に対し、地元メディアは不安を感じたようだ。
大谷は左膝や右腕の違和感、首周辺の痛みが重なり4試合を欠場していた。この日は「1番・指名打者」で出場。第1打席は左飛、第2打席と第3打席は空振り三振に倒れた。7回の第4打席で四球を選んだが、連続無本塁打は移籍後最長の13試合、64打席に伸びた。チームは逆転勝ちを収めたものの、完全復活とは言い難い現状が浮き彫りとなっている。
地元紙「カリフォルニア・ポスト」のジャック・ハリス記者は試合後、「ドジャース勝利の中でも苦戦。ショウヘイ・オオタニの復帰はほとんど安心感を与えなかった」との見出しで試合を総括した。
大谷の登場曲であるマイケル・ブーブレの「Feeling Good」を引き合いに出し、「曲が流れるたびにドジャースも本当にオオタニがそう感じていることを願わずにはいられない」と皮肉交じりに綴った。
「欠場前にオオタニを苦しめていたものは、明らかにまだ解消されていない」と、スイングに確信が持てない現状を厳しく指摘する。さらに、四球を選んだ打席でもスイング後に右腕を回す仕草を見せていたことに触れ「10月になれば、ドジャースはオオタニに打者としてさらなる活躍を求めることになる。万全とは言い難い健康状態とスイングを修正する機会の狭間でバランスを取ろうとしてきた」と見ているようだ。
大谷は8月18日(同19日)に本塁打を放って以降、13試合で率.122、0本塁打0打点、OPS.479と不振。同記者は「オオタニはまだ多くの課題が残されていることを改めて認識させられた。試合に復帰できるほどには状態が良くなったものの、依然として健康状態への疑問が残る中、不振から抜け出すには至らなかった」と不安の思いを抱いたようだ。肉体の回復と同時に結果を残す――大谷には難題がつきつけられている。
(Full-Count編集部)