坂本勇人、張本勲さんを追悼「すごい存在」 巨人“先輩”が託した3000本安打「お前しかいない」

試合前に練習を行う巨人・坂本勇人【写真:黒澤崇】
試合前に練習を行う巨人・坂本勇人【写真:黒澤崇】

張本さんは通算3085安打、坂本は2468安打「近づいていけるように」

 日本プロ野球名球会は10日、通算3085安打という大記録を残した張本勲さんが、9日午後に死去したと発表した。享年86歳だった。訃報を受け、巨人の坂本勇人内野手が東京ドームでの中日戦前に取材に応じ、張本さんを偲んだ。

 練習を終えた坂本は、神妙な面持ちで「朝ニュースで知ったんですけど、ビックリしましたし、寂しいな、という気持ちです」と心境を明かした。集まった記者から最後に会った日を聞かれると「はっきり覚えていないですけど、会うたびにまだまだ頑張れるぞ、という温かい言葉をいただきました」と張本さんとの思い出を語った。

 プロ20年目の坂本は現役最多2468安打をマーク。張本さんからも「3000本はお前しかいないからと、よく言われていた」と記録達成を託されていたようだ。「数字的には厳しいですけど、オールスターで選んでくれたファンにあっぱれ、と言ってくれたニュースはみたので、本当にありがたい言葉をいただいたな、という気持ちです」と感謝。「到底及ばないすごい存在ですけど。一歩でも近づいていけるように頑張っていきたいと思います」と、37歳の“後輩”はさらなる活躍を誓った。

 張本さんは東映(現日本ハム)や巨人、ロッテで活躍。勝負強い打撃で首位打者を7度獲得。プロ野球史上、唯一の通算3000本安打を達成した。巨人では長嶋茂雄監督のもと、1976年から1979年までプレー。王貞治とのコンビで活躍し、加入初年度はシーズン182安打で最多安打に輝くなど、在籍中2度のリーグ優勝に貢献した。

(Full-Count編集部)

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