王貞治氏、張本勲さんは「胸を張って天国に行って」 盟友への思い…TVでの活躍にも脱帽

張本氏は1975年オフにトレードで巨人に移籍
プロ野球歴代最多の3085安打を誇る張本勲さんが9日、86歳で亡くなった。日本プロ野球名球会が10日に公式ホームページで発表した。訃報を受け、ソフトバンクの王貞治会長が報道陣の取材に応じ、盟友への思いを口にした。
王会長は「突然のことでね。時々姿を見ることがあって」「体の具合が悪いとは感じていなかったので」と、訃報に驚きを隠せなかった。
東映で活躍した張本氏は1974年に7度目の首位打者に輝き、1975年オフにトレードで巨人に移籍した。王貞治氏との“OH砲”を結成。1978年には日本球界最多となる16度目の打率3割をクリアしている。
「同い年で一緒に頑張ってきて。1年目から新人王を取るなど立派な成績を残して」と王氏は張本さんの功績を振り返り、「3000本以上は1人だけだからね。意地というか、負けん気を強く感じたね」と、盟友としての視点で語った。
張本氏は首位打者7回、ベストナイン16回、MVP1回などの実績を誇る。通算2752試合出場で3085安打、504本塁打、319盗塁、打率.319、長打率.534をマーク。1990年に殿堂入り。現役引退後は野球解説者としても人気を博した。
「テレビでもずっと活躍して。あれも人気があったんだよね。なかなか言えないことも彼は言って」「テレビであれだけの年数看板背負ったというのはすごいことだね。僕には到底できないことだからね」と、TBS「サンデーモーニング」のご意見番としてお茶の間を楽しませた張本さんを称賛した。
「最後のお別れをしていないのは残念なんだけど、安らかにしてほしいですね」「僕は引っ張り打法だけど、彼は広角の打法でね。技術的には僕よりも難しい打ち方をしているなと。面で受けて送り返すバッティングでね。なんて言ったって首位打者7回かな。3000本が輝いているからね。胸を張って天国に行ってほしいですね」と、亡き盟友への思いを語った。
(Full-Count編集部)