坂本勇人を「見ながら学んで」 20歳逸材に提言…巨人指揮官が明かす“併用”を続けるワケ

2回に二塁打を放った巨人・坂本勇人【写真:黒澤崇】
2回に二塁打を放った巨人・坂本勇人【写真:黒澤崇】

坂本勇人が6試合ぶりのスタメンで1安打2四球で貢献

■巨人 5ー3 中日(10日・東京ドーム)

 巨人・坂本勇人内野手が10日、東京ドームで行われた中日戦に「5番・三塁」で出場し、2打数1安打、2四球で勝利に貢献した。6試合ぶりのスタメン出場で得点に繋がる打撃や四球で存在感を発揮し、橋上秀樹監督代行は、石塚裕惺内野手にとって「非常にいい勉強になる」と絶賛した。

 坂本は1点を先制された直後の2回に中越え二塁打で出塁し、その後の連続安打で生還した。同点で迎えた8回には1死三塁から変化球にバットをピタリと止めて四球で後続に繋ぐと、泉口の勝ち越し打を呼んだ。得点にならなかったが6回無死一塁でも四球で出塁するなど、中日バッテリーに重圧を与え続けた。

 チームは現在、20歳の石塚を主に三塁として起用し、経験を積ませている。橋上監督代行は坂本との併用について説明した。

「ジャイアンツのことを考えれば、(石塚を)起用するというのも大事なんですけども、いろんな意味で、まだ坂本選手の力を借りなきゃいけないという。特にこの大事な試合で。もちろん坂本選手だけではないんですけども、石塚選手も使いながらという形にはなると思うんですけれども、今日は坂本選手のチョイスとなりました」

 優勝を争うシーズン終盤の大事な一戦だからこそ光った坂本の“黒子”としての貢献。橋上監督代行は「繋ぎであったり、もちろん守備の安定だったりとか、そういったものも含めて、まだまだ石塚選手も坂本選手を見ながら、いろんなものを学んでもらいたいっていうのもあります。我々がどうこう言うよりも、やはり坂本選手のプレーを見るっていうのが、もしかしたら石塚選手にとっては非常にいい勉強というか、大きなプラスになるというふうに思う」。

 坂本勇人という存在が、チームの未来を担う若手の成長を後押ししている。

(湯浅大 / Dai Yuasa)

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