大谷翔平のIL入りは「ご褒美」 球界OBの見解…過酷な二刀流、2週間が生む“価値”

ケビン・ミラー氏とライアン・デンプスター氏が大谷のIL入りに言及
ドジャースの大谷翔平投手が15日間の負傷者リスト(IL)に入ることが9日(日本時間10日)に決定した。エンゼルス時代の2023年9月以来3年ぶりとなる離脱に対し、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組に出演した元メジャーリーガー2人が、決断の妥当性と二刀流の異質さについて持論を展開した。
番組コメンテーターを務めるケビン・ミラー氏は「私は心配していません。これは正しい判断です」と断言。大谷を「AIが生み出した生物みたいなもの」と形容しつつも、身体の連動が崩れている打撃内容について「目で見たものは嘘をつきません」と指摘。「これは正しい判断です。それに尽きます」と離脱に理解を示した。
通算132勝のライアン・デンプスター氏も「それほど心配していません」と同調。ナ・リーグの投手として自ら打席に立った経験から、登板翌日の激痛と打撃練習の過酷さを明かし「毎年毎年、素晴らしい活躍を続けてきたことへのご褒美です」と語った。過酷な二刀流を平然とこなす姿を「現実離れしています」と絶賛した。
さらにデンプスター氏は、左打者の大谷にとって右上腕二頭筋の不調が打撃に直結する点に触れ「ポストシーズンを迎えるにあたって、この休養は良いことだと思います」とコメント。投球から離れて治療に専念できる好機と分析し、新星デポーラらの存在により「代わりを務められる選手がいる」チーム層の厚さも指摘した。
常人離れしたパフォーマンスを継続してきた大谷。ポストシーズンで完全復活を果たすための「恵みの休養」と捉えるレジェンドたちの温かい視線のもと、万全のコンディションで決戦の舞台へ戻ってくる大砲の復活劇に大きな関心が寄せられている。
(Full-Count編集部)