可愛い路線のサンリオがなぜ野球? 松井秀喜氏ら集結…担当者語る「スポーツとの融合」

サンリオと野球は“別路線”のエンターテインメントだが…
巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏や元巨人監督の高橋由伸氏らが12日、東京都内で行われた「サンリオベースボールアカデミー」に参加し、8チーム58人の女子小学生を対象に野球教室を行った。特別協賛したのはサンリオで、野球との関連性は意外でもあるが、大掛かりなイベントには子どもたちへの願いが込められていた。
経営戦略本部のシニアマネジャー・鶴谷哲司氏は、同社に子どもの未来を応援するという方針があるとした上で「女子野球の良さが伝わる手助けをして、彼女たちに頑張る気持ちが続いていけばいいなと思い、やらせていただきました」と説明する。
ハローキティをはじめ、かわいらしいキャラクターの世界観と野球は“別路線”のイメージも強い。同氏は「ハローキティは文化や言葉の壁を越えて、可愛いというカルチャーの中で親しまれてますが、そこがスポーツと融合することで、また新たなエンターテインメントの面白さであったり、可能性があるんではないかなと思いました」と“コラボ”の意義を明かした。
今回は松井秀、高橋両氏に加え、松井稼頭央氏、五十嵐亮太氏、かつて大洋(現DeNA)でプレーした久保文雄氏、杉谷拳士氏とそうそうたるメンバーが参加した。「世界を知る人たちと触れ合って、世界との“距離”が近く感じてほしいし、もっと上のレベルへチャレンジしてほしいと思い、ご協力いただきました」と言葉に力を込めた。
ハローキティのTシャツを着用して参加した松井秀氏は「女子野球の認知度は上がっていると思いますし、選手がソフトボールじゃなくて野球を選んだという意味がよかったなって将来ね、思ってもらえたらいいかな」と笑顔を見せた。高橋氏も「僕らの時代とは違って、女子たちが野球を選択していくというところは、これからの野球界の一つ希望だとは思います。僕らがそういった環境を作っていく、支援していくというところが大事かなと思います」と女子野球界への思いを語った。
サンリオは全日本女子野球連盟の取り組みに積極的に参加。女子野球への理解拡大、認知向上を通じて競技環境の改善へ尽力している。
(湯浅大 / Dai Yuasa)