101球から中1日…突如現れた“まさかの男” 39年ぶり珍事に騒然「信じられない」

  • MLB
  • 2026.09.17
Dバックス戦に登板したマーリンズのサンディ・アルカンタラ【写真:ロイター】
Dバックス戦に登板したマーリンズのサンディ・アルカンタラ【写真:ロイター】

アルカンタラが中1日で9回に登板、1点リードを守り切り勝利に貢献した

【MLB】マーリンズ 4ー3 Dバックス(日本時間17日・フェニックス)

 マーリンズのサンディ・アルカンタラ投手が16日(日本時間17日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦の9回に登板。1点リードを守り抜き、メジャー9年目にしてキャリア初となるセーブを記録した。わずか2日前の14日(同15日)に先発登板し101球を投げたばかりのエースが見せた執念の救援に、日米のファンから驚きと喝采の声が上がっている。

 4-3と1点リードで迎えた9回、敵地チェイスフィールドのマウンドに上がったのは背番号22、右腕のアルカンタラだった。2017年以来となるリリーフ登板となった31歳は、簡単にフライアウト2つを奪って2死とする。その後、四球を与えて走者を背負ったものの、最後はピンチランナーの盗塁死で試合終了。見事な火消しでチームを勝利に導いた。

 今季投球回数でメジャートップを走るアルカンタラだが、シリーズ初戦となった14日(同15日)の同カードに先発し、5回7安打4失点、101球を投じたばかりだった。中1日での救援登板という異例の起用背景には、苦しいチーム事情があった。

 マーリンズは守護神のピート・フェアバンクス投手とセットアッパーのアンソニー・ベンダー投手が今季絶望となり、前日の試合でもブルペン陣が8イニングを消化。窮地に陥ったチームを救うべく、アルカンタラは試合前にダニエル・モスコス投手コーチへ登板を自ら直訴し、クレイトン・マッカラー監督がゴーサインを出していた。

 MLB公式サイトによると、セーブが公式記録となった1969年以降、登板時点で投球回数がメジャートップ(タイを含む)の投手がセーブを挙げたのは史上4人目の快挙。1987年のオーレル・ハーシュハイザー以来、実に39年ぶりの珍事となった。この衝撃的な登板劇にSNS上のファンも騒然。MLB公式の投稿などには、日米から多くの反響が寄せられた。

「彼、月曜の夜に投げたばかりじゃなかったか!?」
「信じられない」
「えっ!? アルカンタラまじでタフすぎる」
「守護神アルカンタラってどうした急に!?」
「チームのためなら死ぬ気でって……レジェンドだ!」

 チームはプレーオフ進出圏内から依然として離れているものの、この勝利でダイヤモンドバックスとのアウェー戦での勝ち越しを決定づけた。「エースの執念」が見せたセーブ劇は、ファンの記憶に深く刻まれることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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