大谷翔平の復帰は「不確実」 ド軍監督に“代役1番プラン”も「あらゆる状況に備える」

ロバーツ監督は代役1番プランも準備
ドジャースのロバーツ監督は19日(日本時間20日)、本拠地・ジャイアンツ戦前に報道陣の取材に応じ、右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト(IL)入りしている大谷翔平投手の復帰時期について「不確実な部分がある」と語り、長期化やポストシーズンを見据えて「あらゆる状況に備える必要がある」と見解を示した。
前日18日(同19日)の試合では1番に入ったベッツが2本塁打を含む3安打3打点と大暴れ。ベッツはここ15試合で打率.356、6本塁打、18打点と打撃の質を劇的に向上させており、ロバーツ監督は「ムーキーはキャリアを通じて1番で結果を出してきた。彼を1番に置くのは非常に自然で合理的な判断」と全幅の信頼を寄せた。
大谷が戦列に復帰した際の打順について、ロバーツ監督は「彼が戻ってきた時点での対戦投手の左右などの状況を見て再考する可能性はある。まだそこまで深くは考えていません」。対戦相手の先発投手の左右やベッツの好調ぶりを考慮し、復帰後もベッツを1番に残して大谷の打順を変更する「代役1番継続プラン」の可能性も否定しなかった。
この日、大谷はタンクトップ、ハーフパンツ姿でスパイクを履き、バットを持ってベンチ裏へ。今後の調整について、ロバーツ監督は「おそらくグラウンドではなく、室内ケージでの練習になるだろう。私としてはグラウンドで打つ姿も見たいですが、彼はケージでの打席を好む。コーチが投げるフリーバッティング球を打ち、トラジェクトマシン(ピッチングマシン)を活用して実戦に近い感覚を取り戻すことが最終調整段階となる」と説明した。
まだ大谷の復帰に向けた具体的な日程は示されていない。レギュラーシーズン最終盤。指揮官には柔軟なタクトが求められる。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)