吹っ飛ぶグラブ&帽子「イライラしていた」 CY賞スクーバルがベンチで大暴れした理由

5回8安打4失点も11勝目、5回降板後にベンチで暴れ回った
【MLB】ドジャース 10ー4 ジャイアンツ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースのタリク・スクーバル投手が19日(日本時間20日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に先発し、5回8安打4失点と苦しみながらも強力打線の援護を受けて今季11勝目を挙げた。チームは10-4で大勝し、3連勝を飾った。
サイ・ヤング賞左腕らしからぬ乱調に、降板後のベンチでは怒りを爆発させる一幕があった。5回のマウンドを終えてベンチへ戻ると、手にしていたグラブや帽子を壁に向かって力任せに投げつけ、近くにあった備品を手当たり次第に撒き散らした。
試合は3回に同点2ランを浴びると、リードを奪った直後の4回、5回にも相次いで失点して追いつかれる展開。制球に苦しみ納得のいかない投球が続いたことで、フラストレーションが頂点に達した。「直球のコントロールがあまり良くなかった。内角高めに制球できず、ボールを引っ掛けたり押し出したりしてしまった。投球の大部分は直球のコマンドにかかっていると思うが、今日はそれが良くなかった」と振り返った。
試合後、ベンチで大暴れした理由についてスクーバルは「自分の投球レベルや実力を分かっているからこそ、それが実行できずにイライラしていた」と吐露。「時には感情を表に出す必要もある。溜め込まずに吐き出して切り替える必要があると信じている」と明かした。一方で「打撃陣や救援陣が自分を助けてくれた。お互いをカバーし合えるのが強いチームだ」と援護した仲間へ感謝の言葉も忘れなかった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)