ダルビッシュが「史上最大級」の寄付 年俸23.5億円“放棄”に続き…サンディエゴで続ける献身

1961年に開設された施設のため…亡きオーナーの遺志を継ぐ
パドレスのダルビッシュ有投手と球団は、地元の青少年支援団体ボーイズ&ガールズ・クラブ・オブ・グレーター・サンディエゴに対して「球団史上最大規模の一つ」となる大型寄付を行ったことが20日(日本時間21日)、明らかになった。今回の支援は2023年に亡くなったパドレスの故ピーター・サイドラー前オーナーの功績を称える基金の一環として実施された形だ。
MLB公式サイトのAJ・カサベル記者によると、寄付金は青少年の健康促進や教育支援、人間形成を目的とした各種プログラムの拡充に充てられる。これに伴い同団体はサンディエゴ市内にあるクレアモント拠点をサンディエゴ・パドレス支部へ改称すると発表した。1961年に開設された同施設は昨年だけで3438人の子どもたちが利用しており、団体全体では年間2万人以上の青少年を支援している。
パドレスの新たなオーナー陣であるクワンザ・ジョーンズ氏とホセ・E・フェリシアーノ氏は「サンディエゴに全力を注ぐということは、地域の未来を担う若者たちに全力を注ぐということです」と声明を発表した。同団体の最高経営責任者を務めるミシェル・マリン氏もプログラムの質が向上すると感謝を述べた。パドレスで6シーズン目を迎えたダルビッシュも、これまで精力的に地域貢献活動に取り組んできた。
カサベル記者によると、今回の寄付に当たりダルビッシュはメッセージ映像を公開したという。今季は右肘手術のためにシーズンを全休し、無給での制限リスト入りを選んだ右腕。今季年俸は1500万ドル(約23億5000万円)にあたり、それを“放棄”したことが話題を呼んだが、“第2の故郷”サンディエゴのためにまた善行を行ったようだ。
(Full-Count編集部)