NPB最遅記録の2287、大記録生んだ超美技 日本ハム一筋18年…中島卓也の“足跡”

18年間の現役生活に幕を下ろす日本ハム・中島卓也【写真:球団提供】
18年間の現役生活に幕を下ろす日本ハム・中島卓也【写真:球団提供】

2015年に盗塁王&ベストナイン、2016年にリーグV&日本一に貢献

 日本ハム・中島卓也内野手が、今季限りでの現役引退を決断した。4年目の2012年から試合出場数を増やし、2015年に全143試合に出場。34盗塁で最多盗塁のタイトルを獲得し、遊撃手のべストナインも初受賞した。翌2016年も全143試合に出場し、リーグ優勝&日本一に貢献した。日本ハム一筋18年間プレーした35歳の、印象的なシーンを紹介する。

 2014年のクライマックスシリーズ(CS) ファイナルステージで値千金の一打。2勝3敗(アドバンテージを含む)で迎えた第5戦の延長11回2死満塁で、デニス・サファテ投手から勝ち越しの右前2点打を放った。

 2017年7月30日のソフトバンク戦で、プロ初本塁打。6回の第2打席で武田翔太投手から、ライトのホームランテラスへ記念の一発を放った。2287打席目でのプロ初アーチはNPB史上最も遅い記録となった。

 2018年5月12日のソフトバンク戦で、逆転満塁弾。1点を追う5回1死満塁でリック・バンデンハーク投手から右翼ポール際に運んだ。プロ通算2本目のアーチは、劇的な一発となった。

 2022年 8月27日のソフトバンク戦では、好守でコディ・ポンセ投手のノーヒットノーランを“アシスト”した。8回に二遊間へ飛んだゴロに追いつき、素早く回転して一塁へ送球してアウトにするなど、7度の守備機会を完ぺきにこなした。

 2024年5月21日のオリックス戦で、目標の先輩である田中賢介氏を超える通算204盗塁を決めた。3回の第2打席で適時打を放つと、続く打者の2球目でスタートを切り、成功させた。現在、通算206盗塁としている。

 9月13日にファーム本拠地・ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで、ミニセレモニーが行われた。この日は「2番・遊撃」で出場し、1安打1盗塁。遊撃のほか、二塁、三塁の守備にも就いた。22日の楽天戦では、エスコンフィールドで引退セレモニーが実施される。18年間の現役生活の集大成、グラウンドへ踏み出す最後の姿を目に焼き付けたい。

(「パ・リーグインサイト」高橋優奈)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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