佐々木朗希に伝えた「中継ぎで君が必要」 指揮官が明かす舞台裏…本人からの“返答”

試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

佐々木は4回から救援、1回2奪三振2安打無失点

【MLB】ドジャース 7ー0 パドレス(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースは22日(日本時間23日)、本拠地で行われたパドレス戦で快勝し、5連勝を飾った。デーブ・ロバーツ監督は試合後、今季初のリリーフ登板で1回2奪三振無失点と好投した佐々木朗希投手について「スプリットも、球速も、そしてストレートも素晴らしかった」と絶賛した。

 4点リードの4回から4番手としてマウンドに上がった佐々木。実戦から間が空いての登板となったが、最速100.1マイル(約161.1キロ)の直球とキレのあるスプリットを武器に奪三振ショーを披露した。2死から連打でピンチを背負う場面もあったが、最後はクロネンワースを見逃し三振に仕留めて本拠地のファンを沸かせた。

 久々の登板で存在感を示した右腕に対し、指揮官は「2~3週間ぶりくらいの登板だったことを考えれば、本当に申し分ない登板だった」と評価。「何本かヒットは打たれたが、彼の持ち球の質は本当に良かった。スプリットも、球速も、そしてストレートも素晴らしかった」と称えた。

 また、1イニングでの降板については、「もう何回か中継ぎで起用したい。球数が少し増えてしまったので、(明日以降も)起用できる状態にしたかったし、(あの状況では)投手も残っていた」と説明。また、この日はブルペンデーとして8投手の継投でパドレス打線を完封しており、「ファンタスティックだった」と投手陣全体の奮闘も称えた。

「彼は先発投手だし、(実際に)先発投手として知られている。去年はいい投球ができていなくて、健康状態もよくなかったから、どんな形でも貢献してほしいと思って(配置転換した)。(今年も)いい投球できる先発陣が揃っている。(佐々木が中継ぎ転向を受け入れたのは)どんな形でも勝利に貢献したいという顕れだし、彼もその(重要性を)理解している」

 ロバーツ監督が「私たちは君のことを先発投手として見ているけど、ポストシーズンでは先発4人しか必要がない。でも君は素晴らしい才能のある選手だから、投げてほしい。私たちを信頼して、どんな状況でも投げてほしい。現状は中継ぎで君を必要としている」と佐々木本人に伝えると、「ノープロブレム」と快諾されたと言う。

 チームは7-0で快勝して5連勝を飾り、ここ18試合で15勝と破竹の勢いを維持。ブレーブスが敗れたことで、ワイルドカードシリーズ回避と地区シリーズ第1戦の主催権確定へ「マジック1」とした。ポストシーズンを見据えるチームにおいて、背番号11の復活と好投は大きな弾みとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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