引退試合でノーノー…小久保監督、西勇輝に感謝「人生の最高のネタ」 快挙から14年

阪神は西勇輝の現役引退を発表した
阪神は25日、西勇輝投手が今季限りで現役を引退することを発表した。2008年のドラフト3位でオリックスに入団し、2018年オフに国内FA権を行使して阪神へ移籍。通算127勝を挙げた35歳の決断を受け、ソフトバンクの小久保裕紀監督がこの日、京セラドームで取材に対応。自身の引退試合での“被害”を振り返り、温かいコメントを寄せた。
西にとって、プロ生活における大きな節目の一つがオリックス時代の2012年シーズン最終戦だった。この試合は、当時ソフトバンクの主力として活躍していた小久保監督の引退試合。先発のマウンドに上がった西は、相手の大打者の花道にもかかわらず容赦のない投球を披露し、なんとノーヒットノーランを達成した。
自身の引退試合で偉業を達成された伝説の一戦を振り返り、小久保監督はこう感謝を口にした。
「最高の引退試合をありがとうございます。『真剣勝負してほしい』って前日にメッセージを出して、それに応えてくれて全力でぶつかってくれたんで感謝しています。今でも人生の最高のネタです」
真っ向勝負でぶつかり合ったからこそ生まれた歴史的な名勝負。投球で敬意を示した若武者と、それを受け止めた稀代のスラッガーの絆は今も色あせていない。
西は2018年オフに阪神へ移籍後も先発陣の柱として長年投手陣を牽引。通算351試合の登板で127勝113敗、防御率3.10という素晴らしい成績を残し、多くのファンに愛されたままユニホームを脱ぐ。
(Full-Count編集部)