パの支配下419人から探す超激レア選手…異色キャリア&実現ほぼ不可の打者姿、最長身や最年少は誰だ

出身県から専門学校卒まで…パを彩る異色のルーツ
パ・リーグの2026シーズンにおける支配下登録選手は419人である。険しいプロの世界にたどり着いた一流のプレーヤーたちの中で、「たった1人」しか当てはまらない「419分の1」の要素を持つ選手をパ・リーグ インサイト編集部が探した。ナンバーワン&オンリーワンを予想しながら楽しんでほしい。(記録、数字は27日終了時点)
同郷の選手がいるとひそかに応援したくなるのが郷里の心。現在のパ・リーグでは全都道府県に出身選手がいるが、1人しか存在しない“激レア”な県が岩手、島根、高知だ。
岩手県出身はオリックスの齋藤響介投手。盛岡市に隣接する滝沢市出身で、プロ2年目の2024年に初勝利を含む2勝をマーク。今季は2年ぶりに1軍登板を果たしている。島根県出身はロッテの高野脩汰投手。出雲大社で知られる出雲市出身の左腕で、今年9月1日には先発登板し、7回無失点と好投して先発初勝利を挙げた。高知県出身は西武の川田悠慎外野手。宿毛市出身で、地元・四国銀行から54年ぶりとなるドラフト指名を受けて入団した。ちなみに、四国4県出身の支配下選手は川田を含めて9人存在する。
外国人選手の出身地ではアメリカ出身(13人)、ドミニカ出身(10人)が多い中、コロンビア出身はソフトバンクのジーター・ダウンズ内野手、プエルトリコ出身はロッテのネフタリ・ソト内野手のそれぞれ1人ずつ。今季キャプテンに就任したソトは、母国の国旗をモチーフにしたキャプテンマークをつけ、112試合で17本塁打、47打点、OPS.704と打線を引っ張っている。
また、高卒、大卒、社会人経由が主流の中で「専門学校卒」という珍しいキャリアを持つのが、楽天の西口直人投手だ。卒業した甲賀健康医療専門学校は、OBに建山義紀氏や藤本敦士氏、NPB審判の白井一行氏らが名を連ねる。2019年に「ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校」に校名改称されたため、西口は「最後の出身選手」となった。西口はトミー・ジョン手術を乗り越えて2025年に支配下復帰。中継ぎとして見事な復活劇を遂げた。
最長身213センチに唯一の「左投右打」…スペックで際立つオンリーワン
体格面で最もスケールの大きい選手にも注目したい。最高身長はオリックスのショーン・ジェリー投手(213センチ、113キロ)、体重は日本ハムのフランミル・レイエス外野手(196センチ、139キロ)がもっとも重い。
210センチ以上はジェリーのみで、先発ローテーションとして21試合に登板し、防御率3.38、3勝10敗ながらQSを12度達成した。リーグ最重量のレイエスは打率.313、32本塁打、82打点、149安打、出塁率.375と圧倒的な成績を残している。
世代の軸となる最年少と最年長は、最年少が楽天の伊藤大晟投手(2007年10月27日生まれ、18歳)、最年長が西武の中村剛也内野手(1983年8月15日生まれ、43歳)だ。両者の年齢差は25歳に及び、中村剛の長男(高校2年生)と伊藤大は2歳しか離れていない。中村剛は8月21日の楽天戦で延長11回に代打で登場し、23年連続本塁打となる満塁弾を放ち、勝負強さを見せつけた。
背ネームのアルファベット文字数が最多なのは、日本ハムの上川畑大悟内野手。「KAMIKAWABATA」と12文字が刻まれている。11文字にはソフトバンクの上茶谷大河投手(KAMICHATANI)をはじめ、楽天の村林一輝内野手、オリックスの紅林弘太郎内野手、西武の若林楽人外野手と名字に「林」が付く共通点も見られた。
さらに投打の組み合わせでは419選手のうち「右投右打」が228人、「右投左打」が118人、「右投両打」が5人、「左投左打」が67人存在する中、「左投右打」は楽天の泰勝利投手ただ1人である。5年目の今季は自己最多の25試合に登板し、2勝3敗10ホールド、防御率3.42と救援陣を支えている。しかし、中継ぎということもあり泰が打席に入る姿を見ることは難しそうだ。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)