5日間で58人が戦力外…プロ野球の厳しい現実 WBC出場から半年で異例、タイトルホルダーも

DeNA・藤浪晋太郎、ヤクルト・青柳晃洋、広島・小園海斗(左から)【写真:井上学、加治屋友輝、栗木一考】
DeNA・藤浪晋太郎、ヤクルト・青柳晃洋、広島・小園海斗(左から)【写真:井上学、加治屋友輝、栗木一考】

広島は小園、矢野ら4人…小園健太とブライトは入団5年で構想外

 プロ野球の第1次戦力外通告期間が9月28日に始まり、10月2日までの5日間で、育成再契約の打診を含め8球団58人が通告を受けた。昨季のタイトルホルダーや今春のWBC日本代表、ドラフト1位の選手たちも来季の契約を見送られている。

 広島は1日、小園海斗内野手ら4選手と来季の契約を結ばないと発表した。2018年ドラフト1位の小園は、昨季打率.309、出塁率.365で首位打者と最高出塁率の2冠。今年3月のWBCには日本代表として出場した。今季は101試合で打率.257、1本塁打、23打点。代表のユニホームを着た春から半年余りで、26歳が異例の通告を受けた。

 2024年にゴールデン・グラブ賞を獲得した矢野雅哉内野手、同年3月の欧州代表戦で侍ジャパン入りした田村俊介外野手も戦力外に。前川誠太内野手を含め、野手4人が来季の構想から外れた。

 DeNAは29日、小園健太投手ら10選手に通告した。市和歌山高から2021年ドラフト1位で入団した右腕は、5年間で1軍通算1勝。今季は1軍登板がなく、23歳で戦力外となった。藤浪晋太郎投手も構想外に。昨季途中に日本球界へ復帰した右腕は今季3試合で0勝1敗、防御率6.30に終わり、DeNAでは2シーズンで1勝にとどまった。球団は翌30日にも大貫晋一投手ら5人に来季の支配下契約を結ばない旨を通達し、育成契約を打診している。[

 小園健太と同じ2021年ドラフト1位では、中日のブライト健太外野手も30日に戦力外となった。今季は5試合で打率.071。通算156試合で打率.241、5本塁打にとどまり、入団5年での通告となった。中日は計9選手を戦力外としている。

 阪神時代の2022年に投手3冠に輝いたヤクルトの青柳晃洋投手、2020年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得した中日の福敬登投手も戦力外となった。実績を積み重ねてきた選手たちにも、厳しい秋が訪れている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY