大谷翔平、打順降格も…指揮官が示唆「下げることも柔軟に」 20戦HRなしで決断か

会見に臨んだドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
会見に臨んだドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

「1番から2番、あるいはそれ以上下げることも」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は5日(日本時間6日)、不振が続く大谷翔平投手について、打順を変更して1番や2番などの上位打線から降格させる可能性を示唆した。「可能性としてはある。1番から2番、あるいはそれ以上下げることも含めて柔軟に考えている」と語った。

 9月中に右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト入りしていた大谷は、8月19日から自己ワーストの20試合連続で本塁打なしと本来の長打力を発揮できていない。指揮官は「『自分がなんとかしなければ』と力んでいる部分もある。本塁打や長打は彼の代名詞だし、周りの声や最近の自分の成績もよく理解しているのだろう」と心情を思いやった。

 主砲としての責任感からボール球に手を出してしまう場面が増えていることには、「ストライクゾーンをしっかり管理することが一番重要だ。ゾーン外の球を出されてしまうと誰だって打ち崩すのは難しくなる。こちらが選球眼を示さない限り、相手は同じ配球を続けてくる」と修正を求めた。

 ドジャースへ移籍した2024年以降、大谷は3番以降でスタメン出場したことはない。打順変更にあたっては「もし変更する場合は、事前にショウヘイとしっかり話し合って理由を説明する」と明かした上で、「彼とのこれまでの会話から、チームにとって最善の選択であれば、彼は100%受け入れてくれると分かっている」と深い信頼感を口にした。

 地区シリーズ第3戦、ブレーブスはエース左腕クリス・セールが先発する。大谷は通算15打数3安打1打点、5三振と苦戦している。ポストシーズンの短期決戦を勝ち抜くため、指揮官は「バットスピードや走力、足の筋力を見ても、爆発力を発揮できる状態にある」と主砲の復調に期待を寄せつつ、チームの勝利を最優先に据えた打線の組み替えを視野に入れている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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