大谷翔平「7番でどうですか?」 打順降格の舞台裏、ド軍監督が語る「本音交じりの冗談で」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

大谷はブレーブスとの地区シリーズ第3戦に「5番・DH」で先発出場

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が6日(日本時間7日)、ブレーブスとの地区シリーズ第3戦前に報道陣の取材に応じ、大谷翔平投手を「5番」に下げた打順変更の経緯を明かした。ロバーツ監督は、前夜に大谷と面談した際、大谷から「9月になったら自分から『7番で使ってみたらどうですか?』と言おうと思っていた」とジョーク交じりに返答されたことを告白。フォア・ザ・チーム(チーム優先)の姿勢に感銘を受けた様子で舞台裏を語った。

 ドジャースのラインナップに異例の「大谷5番」の名が刻まれた。左腕セールとの対戦を控え、得点が限られるロースコアの展開を見越した指揮官が決断を下した。

 ロバーツ監督は前日の夜、大谷のもとを訪れ、打順変更の意図と自身の考えを直接伝えたという。「彼は完全に理解してくれた。それどころか『実は自分から7番に打順を下げてくれと提案しようかと考えていたくらいです』と本音交じりの冗談で返してくれた」と笑みをこぼした。

 大谷自身も打撃の調子に波があったことを自覚しており、「もっと早く打順を下げに来るかと思っていましたよ」というジョークで場を和ませたという。指揮官は「彼はチームの勝利に貢献できることなら何でもやる意向を持っている。非常に心強い」と全幅の信頼を口にした。

 今回の打順変更はセール戦に特化した一戦限りの措置と強調したロバーツ監督。「相手リリーフ陣の継投を難しくし、得点機会を最大限に増やすための戦略」と説明し、大谷の柔軟な姿勢とチームファーストの姿勢に改めて感謝を示した。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY