大谷翔平は「いずれ目を覚ます」 ド軍監督&編成トップが力説「今でも世界最高の選手だ」

フリードマン編成本部長も「今日の打席の質は本当に良かった」
【MLB】ドジャース 4ー1 ブレーブス(日本時間8日・アトランタ)
ドジャースは7日(日本時間8日)、ブレーブスとの地区シリーズ第4戦で競り勝ち、3勝1敗で3年連続となるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。「4番・指名打者」で先発出場した大谷翔平投手は3打数無安打だったものの、1四球1盗塁1得点を記録。足でチームの逆転勝ちをお膳立てし、試合後のシャンパンファイトで喜びを爆発させた。
打撃不振に苦しむ背番号17が、バットではなく足で試合の流れを変えた。1点を追う2回先頭の打席で四球を選ぶと、次打者で二盗を成功。相手捕手の悪送球を誘って三塁へ進むと、内野飛球の落球に乗じて同点のホームを踏んだ。ロバーツ監督は「焦らず球を見極めて出塁し、盗塁で一気に流れを作ってくれた」と称賛。「本来の力を発揮できていない状態であっても、いずれ復調してくれるはずだ。彼が本調子でなくても、勝ち進む術を持っていることはいいことだ」と手応えを語った。
大谷は地区シリーズ4試合で13打数2安打の打率.154と快音からは遠ざかっているものの、首脳陣の信頼は揺るがない。デーブ・ロバーツ監督が「苦しんでいるが、いずれ必ず目を覚ますと信じている。私だけでなくチーム全員が彼を信じている」と語れば、アンドリュー・フリードマン編成本部長も「今日の打席の質は本当に良かった。彼は今でも世界最高の選手だ」と語った。
さらにフリードマン氏は「どこかのタイミングで必ず彼の中で噛み合う瞬間がやってくる。一度それがあらわれれば、相手にとって大きな脅威になる」と力説。リーグ優勝決定シリーズでの覚醒に強い期待を寄せた。主砲の目覚めを待ちながら掴んだ地区シリーズ突破。大谷が見せた「足での献身」は、悲願の頂点へ向けてチームの結束をより一層強める大きな一歩となった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)