西武戦18戦無敗の右腕&敵地で「.333&.901」 相性抜群の清宮幸太郎…日本ハムの攻略ピース

柳川大晟、島本浩也ら…救援4投手は敵地防御率0.00
「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」(以下、パーソル CS パ)ファーストステージが10日に開幕する。2位西武と3位日本ハムがベルーナドームで対戦する。両チームのゲーム差は「1.5」、対戦成績も12勝12敗1分と五分だった。短期決戦で誰がキーマンとなるのか、日本ハムに焦点を当て、各選手の今季の同球場での成績と西武戦での相性を整理する。
投手から分析すると伊藤大海は西武戦8試合で1勝2敗と勝ち星こそ少なかったものの、防御率2.48と好投。ベルーナドームでの5登板は防御率3.18ながらも全試合でQSを達成している。今季の最多勝、最高勝率に輝いた北山亘基は、西武戦4試合で防御率1.57、同球場では1試合で6回1失点。キャリア通算でも救援だった2022年は8試合無失点、先発転向後の2023年以降は10試合で5勝0敗と、通算18試合無敗の好相性を誇る。
達孝太も西武戦7試合(先発4試合)で防御率2.45、細野晴希も1試合で7回2/3を1失点と好投。一方、加藤貴之、有原航平、福島蓮は苦戦しているが、有原と福島は同球場で防御率1点台をマークしている。最大3試合の短期決戦で、先発マウンドを託されるのはどの投手か。
救援陣では柳川大晟、島本浩也、堀瑞輝、孫易磊の4人が、同球場で防御率0.00を記録。西武戦全体でも4投手ともに防御率1.13以下と盤石だ。現在「第23回みやざきフェニックス・リーグ」に参加中の田中正義も、シーズン防御率4.26に対し、同球場では防御率2.08と相性の良さを見せている。
敵地で打率.333超の清宮幸太郎&水野達稀、吉田賢吾ら野手陣の相性検証
野手では清宮幸太郎内野手、水野達稀内野手がベルーナドームで打率.333以上、OPS.901以上と高い数値を記録。なかでも清宮幸はシーズン打率.237、OPS.758を大幅に上回る好成績で、ファーストステージ突破のキーマンとなりそうだ。
一方、万波中正外野手、野村佑希内野手、五十幡亮汰外野手は同球場で打率1割台と苦戦。フランミル・レイエス外野手も打率.286と、シーズン打率.313からやや数字を落としている。
シーズン50試合以上出場の野手では、田宮裕涼捕手、細川凌平内野手、大塚瑠晏内野手、吉田賢吾捕手が同球場で好成績をマーク。特に吉田は7試合で打率.370、3本塁打の数字を残したが、現在はフェニックス・リーグに参加中。同リーグ初戦で3安打1打点と活躍を見せており、ポストシーズンでの1軍合流はあるか。
初戦は10日午後2時プレーボール。日本ハムは2016年の日本一以来、10年ぶりの日本シリーズ出場を狙う。昨季は王者ソフトバンクとのファイナルステージで最終戦までもつれ込む激闘を見せた。蓄積されたデータを超える熱戦の行方に注目が集まる。
(「パ・リーグ インサイト」東海林諒平)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)