“美の頂点”に君臨する山本由伸 米専門家も虜「芸術作品」…中継では気づかぬ「極致」

地区シリーズ第3戦で7回1失点10Kの快投
ドジャースの山本由伸投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われたブレーブスとの地区シリーズ第3戦に先発。7回10奪三振1失点の快投でチームを勝利に導いた。「ピッチング・ニンジャ」として知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏は、山本の投球映像を解析し、「芸術作品」と大絶賛した。
相手エースのクリス・セール投手との投げ合いに臨んだ山本は、最速97.9マイル(約157.6キロ)の直球と落差鋭いスプリット、キレ味抜群のカーブを駆使。5回1死満塁のピンチを最少失点で切り抜けると、7回98球を投げて4安打10奪三振1失点と圧倒した。チームは第4戦にも勝利し、山本の快投が勢いをもたらした格好となった。
フリードマン氏は山本の登板後にインスタグラムを更新。「ART(芸術作品)」として、センターカメラや三塁側から撮影した山本の映像を紹介した。映像では時折スロー再生が交えられており、右腕の精緻な体の使い方もしっかりと捉えられている。同氏は「ヨシノブ・ヤマモトの投球メカニクスは、美の極致だ」と惚れ込んでいた。
山本は昨年のポストシーズンでは6試合に登板して5勝1敗、防御率1.45と躍動。ワールドシリーズでは3勝を挙げる活躍でシリーズMVPにも輝いた。これでポストシーズン通算11登板(10先発)で8勝1敗、63イニングを投げて防御率2.14、2完投、58奪三振、WHIP0.83をマーク。9日(同10日)に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、リーグ優勝決定シリーズ第2戦での先発を明言した。