ロバーツ監督、1番・大谷翔平と心中「トップに置くべきだ」 決断の背景に深夜の“居残り練習”

大谷はブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場する
【MLB】ドジャース ー ブルワーズ(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われるブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発出場する。大谷の1番スタメンはレギュラーシーズン最終戦となった9月27日(同28日)の敵地・ジャイアンツ戦以来。デーブ・ロバーツ監督が記者会見に応じ、敗退の危機に直面する中で大谷翔平選手を「1番」に復帰させた背景や、決戦に臨む覚悟を語った。
負ければ終戦の大一番。打線の入れ替えについて、ロバーツ監督は「ここ数日の取り組みを見ていて、彼のメンタルの状態が良いと感じた」と手応えを口にした。決断の後押しとなったのは、大谷が見せた陰の努力だった。
「一昨日の夜9時まで残って打ち込んでいた姿や、昨日の打席内容などすべてを総合的に判断して『彼をトップに置くべきだ』と確信した。彼が5回打席に立ち、今日勝つための最大のチャンスを作り出してくれる」
歴史上最高の選手と心中する覚悟かを問われると「そういう側面もある」と深くうなずいた。なお、この打順変更は大谷に直接告げず「ただメンバー表を貼り出しただけ」だという。
3連敗で後がなくなったチームに対し、ロバーツ監督は「最悪のシナリオは負けてシーズンが終わること。だからこそプレッシャーを感じず、伸び伸びと自由にプレーすることが絶対条件だ」と強調。ロバーツ監督自身は現役時代、2004年にレッドソックスで達成した0勝3敗からの歴史的逆転劇を引き合いに出し、「当時も外の誰もが勝てないと思っていたが、最も重要なのは選手たちが何を信じているかだ。失うものは何もない」と力強くナインの奮起を促した。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)