日本ハム移籍も2年で退団…2024年オフFA組の現在地 巨人・甲斐は出番激減、“残留”大山は2連覇貢献

日本ハムを退団した福谷浩司、巨人・甲斐拓也、阪神・大山悠輔(左から)【写真:冨田成美、小林靖、黒澤崇】
日本ハムを退団した福谷浩司、巨人・甲斐拓也、阪神・大山悠輔(左から)【写真:冨田成美、小林靖、黒澤崇】

2024年オフは9人がFA宣言、大山は残留後も主軸として活躍

 日本ハムは20日、福谷浩司投手の退団を発表した。2024年オフに中日から国内フリーエージェント(FA)権を行使して加入したが、2年間で計26登板にとどまった。同年にFA宣言したのは9人。移籍先で先発陣を支える投手、残留して優勝に貢献した主砲がいる一方、出番を減らした実績組もおり、2年で明暗が分かれた。

 福谷は日本ハムではすべて救援で登板。昨季は14試合で1勝1敗、2ホールド、防御率3.77、今季は12試合で0勝1敗、1ホールド、防御率4.26だった。退団に際して「チームの力になれたという実感は乏しく、非常に悔しいです」とコメント。35歳右腕は現役続行を目指している。

 宣言残留を選んだ阪神の大山悠輔内野手は、2年続けて141試合に出場した。昨季は打率.264、13本塁打、75打点。今季は打率.285、20本塁打、85打点と数字を伸ばし、リーグ連覇に貢献した。印象深いのは、9月21日DeNA戦の延長11回に叩き込んだサヨナラ本塁打だ。巨人のライデル・マルティネスからの同点打も語り草。優勝争いの終盤に勝負強さを発揮し、打線の中核を担っている。

 広島からオリックスに移った九里亜蓮投手は、昨季11勝に続き、今季も27登板で9勝12敗、防御率3.19をマーク。移籍後の2年間で計20勝、328イニングを積み上げた。巨人からオリオールズへ渡った菅野智之投手もメジャー1年目で10勝を挙げ、今季はロッキーズでチーム最多の12勝。新たな環境でも先発として働きを見せた。

 一方、ソフトバンクから巨人に移った甲斐拓也捕手は、厳しい立場に置かれている。昨季の68試合から今季は13試合へと出場数が減り、打率.100、2本塁打、2打点。同じくソフトバンクからロッテに加入した石川柊太投手も、今季は6登板で0勝1敗、防御率7.63と苦しんだ。楽天からヤクルトに移った茂木栄五郎内野手は24試合で打率.226、0本塁打、2打点にとどまった。

 残留組にも変化があった。中日の木下拓哉捕手は今季27試合の出場で、FA宣言前の2024年の74試合から減少。大山とともに阪神に残った原口文仁氏は、昨季16試合に出場し、同年限りで現役を引退した。移籍、残留とそれぞれの道を選んだ9人は、2年を経て異なる現在地に立っている。

(Full-Count編集部)

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