大谷翔平は手術せず…ド軍編成トップが明言「検討していない」 来季二刀流復活を断言

フリードマン編成本部長、ゴームズGMが本拠地内で記者会見
ドジャースの大谷翔平投手が、今オフに手術を受けないことが決まった。ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムで記者会見を開き、「手術という選択肢は検討されていない」と明言した。
今季の大谷は、6月頃から左膝や右上腕二頭筋などに故障を抱えながらプレーを継続。9月11日には右上腕二頭筋の炎症のため、移籍後初となる負傷者リスト(IL)入りを余儀なくされた。9月23日に戦列復帰を果たし、10月のポストシーズンにも出場。15日(同16日)に行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦では特大の1号3ランを放ったものの、ポストシーズン全体では8試合で26打数5安打の打率.192、1本塁打、3打点にとどまった。
フリードマン編成本部長は、大谷の今季のコンディションについて「実にさまざまな問題を抱えていました」と明かす。「膝の痛みが断続的に続いており、まるで『モグラ叩き』のようなあいにくの状況でした。膝の状態が良くなったかと思えば、今度は上腕二頭筋のあたりが気になり始めるといった具合です」と振り返り、度重なるアクシデントと戦い続けていた苦しい舞台裏を明かした。
レギュラーシーズンでは打者として139試合に出場し、打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS.889をマーク。投手としても7月3日(同4日)のパドレス戦が最後の登板となったが、14試合の先発で8勝2敗、防御率1.79と圧巻の数字を残していた。
気になる来季の投手復帰について、フリードマン編成本部長は「来年は登板すると全面的に期待しています」と力強く断言。その上で「彼が成し遂げていることは前代未聞のことです。そのため、当然ながら私たちにとっても前例のないことです。参考にできる過去の経験もなければ、他の事例の成功や失敗から学ぶこともできません。私たちは皆で一緒に考えていかなければなりません」と語り、大谷とともに未知の領域を切り拓いていく覚悟を示した。
また、長いシーズンを見据えたコンディション管理についても「私は彼が投球することを期待しているだけでなく、登板することにとても興奮しています。あとはそれをどう管理し、長いシーズンを乗り切って10月に最高の状態で臨ませるかですが、それが課題であり、一緒に解決していかなければなりません」と課題を挙げつつも、全幅の信頼を寄せた。
球団側のサポート体制が整う中、大谷自身も来季の二刀流完全復活へ向けて固い決意を口にしている。「もちろん続けていく気持ちで頑張りたいなと思ってます。そのためにしっかりとオフシーズン過ごしたいなと思ってます。全部やるつもりで。もちろんよりいいシーズンになるように頑張りたいなと思っています」。
敗北の悔しさと怪我の苦しみを乗り越え、さらなる高みを目指す大谷翔平。万全の準備を整えて挑む来シーズン、再び投打の二刀流で世界を魅了する姿に期待がかかる。
(Full-Count編集部)