巨人はなぜ横浜・織田を強行指名? 編成本部長が説明「色々なことが」「ファンの方々にお見せしたい」

巨人から指名を受けた横浜・織田翔希【写真:神吉孝昌】
巨人から指名を受けた横浜・織田翔希【写真:神吉孝昌】

米国挑戦の決断を尊重「非常に迷いましたが、最終的にこういう決断に」

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日に都内のホテルで行われ、巨人は米国挑戦を表明している横浜高の織田翔希投手を1位指名した。水野雄仁編成本部長は「本当に日本のプロ野球ファンの方々にお見せしたいなという気持ちです」と説明。本人の決断を受け止めた上で、球団内で協議を重ねた末の指名だったことを明かした。

 織田は福岡県北九州市出身。2年春から4季連続で甲子園出場を果たし、今夏の神奈川大会では自己最速を更新する157キロをマークした。夏の甲子園でも2回戦の日南学園(宮崎)戦で156キロを計測。日米の球団から注目を集めていたが、15日に同校で記者会見を開き、NPBを経由せず、大学、マイナーを含めた米球界に挑戦する意向を表明していた。

 水野編成本部長は、その会見に臨んだ織田の思いを踏まえ「彼も本当にすごい思いで決断してあの会見があったと思うんですけど、我々も本当に色々協議して、決断して、指名させていただきました」と経緯を説明した。評価について問われると「それはもう皆さんがご承知の通りだと思う」とし、指名に踏み切るかどうか、球団内で話し合ったという。

 獲得への思いは、初めて投球を見たときから抱いていた。「本当に素晴らしいピッチャーで、もう見たときから欲しいっていう風には思ってました」と高く評価。一方で「色々なことがありましたので非常に迷いましたが、最終的にこういう決断になりました」と、指名までに葛藤があったことも明かした。

 今後については、まず本人の考えを待つ姿勢を示した。「我々の指名っていうところに対してどういう気持ちでいるか分かりませんので」と現状を説明。「とりあえず交渉権を得たというところで、これからゆっくり、織田くんも考えていただいて、我々はもう誠意を尽くして行くだけです」と語った。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

CATEGORY