巨人ドラ3が持った“複雑な心境”「どんな道に進んでも」 叶えたい織田翔希との夢「10年後、20年後」

世代屈指の遊撃手、横浜・池田聖摩が巨人から3位指名「素直にホッとした」
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日、都内のホテルで行われ、横浜・池田聖摩内野手(3年)が巨人からドラフト3位で指名された。その後の会見では「正直指名されるか本当に不安だったんですけど、素直にホッとした気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです」と、胸をなでおろした。
熊本県出身の池田は、名門で1年生からレギュラーを掴むと、甲子園に春夏合わせ4度の出場。持ち味の強肩をいかした守備を得意とする世代屈指の遊撃手だ。
憧れの選手に「松井稼頭央選手」と挙げる18歳は、「3拍子揃った選手を目標にしてきました。華のある一流選手になれるようにいければ」と目を輝かせる。課題の打撃面でも、夏の甲子園終了後からプロを見据えて木製バットでの練習に没頭。「1年目は打てる確率にこだわって戦っていきたい」と飛躍を見据える。
織田の米球界挑戦か、巨人入団か「どんな道へ進んでも応援します」
指名を受けた嬉しさだけでなく、複雑な気持ちも抱いた。チームメートの織田翔希投手(3年)が同じ巨人から1位で指名された。事前にNPBを経由せずに米球界挑戦を表明していた同僚のまさかの指名に、一番近くで切磋琢磨してきたからこその思いがあった。
「ずっと頼りがいのある存在でした。『負けられない』とお互いに高め合ってきたし、(織田の)後ろを守りたい気持ちはあります」
もちろん、織田が抱くMLBでのプレーという大きな夢を尊重したい気持ちもある。「どんな道へ進んでも応援しますし、10年後、20年後にまた一緒にプレーする機会や可能性はある。自分も成長して、お互い成長した姿でまた織田の後ろを守れればいいなと思っています」とエールを送った。
巨人は幼少期に、熊本から家族とともに宮崎の春季キャンプへ足繁く通った憧れの球団。プロへの切符を自らの手で掴み取ったが、慢心はない。「プロはここからがスタート。しっかり結果を出していけるように全力プレーでやっていきたい」。仲間との絆と誇りを胸に、伝統の巨人軍で新たな一歩を踏み出す。
(神吉孝昌 / Takamasa Kanki)