鷹の24人爆買いは「100点満点」 育成15人…元プロ絶賛「最高のドラフトじゃないですか」

支配下9人、育成15人の計24人を指名
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日、都内のホテルで行われ、ソフトバンクは支配下9人、育成15人の計24人を指名した。支配下は12球団最多、育成は球団過去最多となる。ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜で捕手としてプレーした野口寿浩氏は「最高のドラフトじゃないですか。100点満点」と絶賛した。
1位は青学大の鈴木泰成投手で、ロッテとの抽選を制した。2位は立命大の左腕・有馬伽久、3位は慶大の渡辺和大、5位は東北福祉大の猪俣駿太。上位から大学生投手を次々と指名した。
「1年以内にローテーションを担える投手をたくさん取れたのは大きい。上の2人は来年からローテーションで回ってもおかしくない。先発は何人いても困らないし、右が少し足りないという感じはしていたから」
ここ数年、ソフトバンクの上位指名は期待通りの結果を残せていないとの見方もある。野口氏は、今年はその流れを変えられる顔ぶれだと見る。
15人を指名した育成については「多いなとは思う」としながらも、こう続けた。
「ソフトバンクが原点回帰したということじゃないですか。もともと、一芸に秀でた選手を取ってきて、うまく育ったらいいというところから始まったのが千賀(メッツ)であり、周東であり、甲斐(巨人)でしょう。育成に関しては、もう一度そこに振り直したんだと思います」
育成1位では、将来有望の市和歌山の丹羽涼介投手を指名。3位では韓国・KTでプレーする杉本幸基投手を指名するなど、個性豊かな顔ぶれがそろった。
小学生時代に“接点”、高川学園・木下は「コントロールがいい」
育成6位で指名された高川学園の木下瑛二投手とは、意外な縁もある。野口氏が参加した野球教室に、小学6年生の木下がいたことを関係者から知らされた。それ以来、高川学園の試合を気にかけて見ていたという。
「まとまっているタイプ。球速は150キロに届かないぐらいですが、変な癖がない。コントロールがいいし、体がしっかりしてくれば球も速くなる可能性はあります」
即戦力の投手で現在を固め、育成で未来の“一芸”を探る。セの巨人が高校生に未来を託したのなら、パのソフトバンクは厚みで勝負する。野口氏の目には、狙いのはっきりした24人と映った。
(Full-Count編集部)