松井新監督の裏で…巨人の気になる「58」 織田の動向も影響、浅野の自由契約で急速進行

巨人・松井秀喜新監督【写真:黒澤崇】
巨人・松井秀喜新監督【写真:黒澤崇】

戦力外・自由契約通知は22人

 松井秀喜新監督を迎える巨人が、来季に向けた編成を進めている。25日には浅野翔吾外野手ら6選手に自由契約を通知し、湯浅大内野手には来季の契約を結ばない旨を通達した。9月30日から、育成を含めて計22人が戦力外や自由契約の通知を受けた。そのうち支配下選手は12人に上る。

 25日に自由契約を通知されたのは、2022年ドラフト1位の浅野のほか、北浦竜次投手、宇都宮葵星内野手、鈴木大和、知念大成、三塚琉生の3外野手。宇都宮は3月、知念と鈴木大は7月に支配下登録されており、今季昇格した選手も名を連ねた。

 9月30日には育成の板東湧梧投手ら9人、10月1日には同じく育成のフランシス・グズマン投手に戦力外を通告した。支配下では5日、山田龍聖投手、郡拓也捕手、岡田悠希外野手に戦力外を通告。萩尾匡也外野手にも自由契約を通知し、9日には昨オフの現役ドラフトで日本ハムから加入した松浦慶斗投手にも同様の通知を行った。

 一方、22日のドラフトでは、米球界挑戦を表明した横浜の織田翔希投手を1位で強行指名した。2位・平田玲翔投手(大分商)、3位・池田聖摩内野手(横浜)、4位・杉本真滉投手(智弁学園)と、上位4人に高校生を並べた。5位は中大の伊藤櫂人内野手、6位は神奈川大の松平快聖投手で、育成でも5人の交渉権を獲得した。

 来季の支配下枠を試算すると、今季の70人から通知を受けた12人を差し引いて58人。他の選手の契約に変更がなければ、指名した6人全員が入団しても64人となり、上限の70人まで6枠が残る。新人の受け入れだけで枠が埋まる状況ではない。織田らとの交渉や外国人選手の去就、補強によっても人数は動く。自由契約の通知も、必ずしも球団を離れることを意味せず、育成契約で“残留”する可能性もある。

 松井新監督は23日の就任会見で「新たな黄金時代」を掲げ、育成重視のドラフトを歓迎した。将来性を重視した指名の一方で、来季の戦力確保も欠かせない。残る枠は外部補強だけでなく、育成選手の支配下昇格にも使える。果たして、巨人はどんな編成で松井新監督をサポートしていくのか。

(Full-Count編集部)

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