松尾&古市と同世代でも…DeNAが神里陸を6位指名したワケ 編成部長が期待する「違った特徴」

神里陸は9歳上の兄・和毅と同じチームで「期待されると思うので応えられるように」
DeNAからドラフト6位指名された神里陸捕手(ENEOS)が30日、川崎市内の同社野球部クラブハウスで長谷川竜也編成部長らから指名挨拶を受けた。9歳上の兄・神里和毅外野手と同じチームでプレーすることに「うれしい気持ちもありますけど、いろいろな期待をされると思うのでしっかり応えられるように、それ以上の結果を出せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
内野手として中学時代にはU15代表を経験。東海大相模高2年夏に捕手に転向した。国学院大時代は大学日本代表に選出されながらもプロ志望届を出さずに社会人の名門へ進み、24歳で夢を掴んだ。169センチと小柄だが「自分の売りはフットワークの軽さだと思うので、そこを活かして頑張っていきたい」と宣言した。
チームでは22歳の松尾汐恩と24歳の古市尊という、神里陸と同世代の捕手が1軍にいる。長谷川編成部長は「2人とはちょっと違った特徴を持った選手なので、チームの戦力にすごく厚みを加えてくると考えました。ユーティリティ性もそうですし、左打ちで打撃もいいので」と指名した意図を語る。
「(神里の)弟だから指名したわけではありません」と強調していた通り、大学時代から追いかけていた選手とあって「すごく高いポテンシャルを持った選手で、かつここから経験を積んでいく中でまだすごく伸びしろがある選手」と高い期待を寄せた。
29日まで行われていたソフトバンクとの日本シリーズをテレビ観戦したという神里陸は「ピッチャーがどういう球を投げるんだろうなとか、受けているキャッチャーの方の考え方とか、今でとは違う見方で見ていました」と早くもイメージを膨らませた様子。「自分の良さを活かして、そこ(1軍の捕手陣)に割って入れるように頑張りたいと思っています」と兄に似た目をギラつかせた。
(町田利衣 / Rie Machida)