満員のスタンド「初めて見た」 松井新監督で高揚感も…坂本勇人が語った21年目の思い

巨人・坂本勇人【写真:黒澤崇】
巨人・坂本勇人【写真:黒澤崇】

秋季キャンプ初日「これだけお客さんが来てるのは初めて」

 巨人の坂本勇人内野手が30日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季キャンプで報道陣の取材に応じ、松井秀喜新監督をはじめ高橋由伸ヘッドコーチ、清水隆行打撃コーチらが揃った新体制への思いを語った。

 秋季キャンプに詰めかけた大勢のファンを前に「今日見てもね、この時期のキャンプにこれだけお客さん来てるのも初めて見ました。本当にすごい方の下で、同じタイミングでできるっていうのは、改めて嬉しいなと思います。新鮮な気持ちでまたやれますね」と高揚感を口にした。

 松井監督の現役時代については「巨人の4番として、あとヤンキースでもね、本当にすごいバッターだなっていう。その印象しかないですね。僕も一緒にユニホーム着てやったことはないので、本当にテレビの人です」と振り返り、「監督になられるって聞いた時も、すごく興奮したというか。ついにこの時が来たんだなっていうね。その時に僕も選手で、まだいれるんで。ありがたいタイミングというか、素直に嬉しかったですね、巨人の後輩として」と実感を込めた。

 練習合間には松井監督から「なんて呼べばいい?」と声をかけられ、「勇人」で呼ぶことに。さっそく距離を縮める一幕もあった。

 プロ20年目の今季は67試合の出場で打率.175、5本塁打、19打点と悔しいシーズンに終わった。プロ21年目を迎えるベテランだが、豪華な顔ぶれの首脳陣に対し「ベンチのコーチ陣もすごいんで。ベンチが強いなと思うんですけど。選手もね、監督、コーチ陣の実績に負けないように。もっともっと選手が頑張らないといけないなと改めて思いました」と背筋を正す。

 周囲の熱狂に流されることなく、「本当にね、松井さん監督になられて、絶対優勝しないといけないなと思いますし、やるのは僕たち選手なので。選手がなんとか強いジャイアンツをもう一回作れるように、一人ひとりがちゃんと自覚を持って、やっていかないといけないなと思います」と語り、復活を期す来季へ強い決意をにじませた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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