36歳新人コーチ「僕にできることを」 1軍抜擢の元ドラ1、実績ゼロから吹かす“風”

西武の打撃コーチに就任した白崎浩之氏【写真:湯浅大】
西武の打撃コーチに就任した白崎浩之氏【写真:湯浅大】

西武の新任、白崎浩之打撃コーチ…DeNAやオリックスでプレー

 西武に新しく就任した白崎浩之打撃コーチが、宮崎での南郷秋季キャンプで積極的に選手と触れ合っている。プロでの指導者としての実績はほぼ“ゼロ”といっていいが、36歳という若さを活かして汗を流している。

 白崎コーチは2012年ドラフト1位で駒大からDeNAに入団。その後、オリックスを経て2020年オフに戦力外となった。地域リーグ(旧独立リーグ)・九州アジアリーグの大分B-リングスで選手兼コーチとしての2年間を経て、2023年からライオンズアカデミーのコーチを務め、昨年は球団のパフォーマンスアナリストとして尽力した。

 今オフの“人事”で打撃コーチに就任。チームが始動する10月20日の全体練習からグラウンドに立った。「発表前だったので、選手も知りませんでした。やけに僕が毎日いるな、と思っていたでしょうね。なので鳥越コーチがみんなに伝えてくれたんです」と笑った。

 地域リーグでは選手兼任でコーチを務めたが、今回が事実上の初コーチとなる。打撃部門で実績のある仁志、立花両コーチとともに指導する。「お2人は(現役時代に)数字も残されている。そこは僕にはない部分ではありますが、違う目線で選手に寄り添いながら、話しながらサポートできたらなと思っています」と自身のスタンスで貢献する。

 キャンプでは連日、練習後に選手と個別に話し合って、パフォーマンスアナリストとして得た知識を還元している。「こうしたい、ということはどの部分が大切になってくるとか、こういうことに繋がるよね、とかコミュニケーションをとっています」。

打撃指導を行う白崎浩之コーチ【写真:湯浅大】
打撃指導を行う白崎浩之コーチ【写真:湯浅大】

 若手中心のメンバーが送る鍛錬の日々。「実際に一緒に練習して、どんなことを考えているのか理解していく。そういうのはこの秋から初めています。僕なりにできることをやっていこうと思います」。若さを武器にチームに新たな“風”を吹かせる。

(湯浅大 / Dai Yuasa)

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