ド軍“お祭り男”に別れの時? 3度の世界一に貢献も…米メディアが指摘した現実「ひどい1年だった」

ドジャースからFAとなったエンリケ・ヘルナンデス【写真:ロイター】
ドジャースからFAとなったエンリケ・ヘルナンデス【写真:ロイター】

今季はキャリア最少の41試合出場にとどまる

 ドジャースからフリーエージェント(FA)となったキケことエンリケ・ヘルナンデス内野手の去就について、米番組で再契約は難しいという意見が挙がった。「ファウル・テリトリーTV」が放送する米ポッドキャスト番組「ドジャース・テリトリー」の司会者クリント・パシヤス氏は「より若く、運動能力の高いチームになる必要がある」という課題が再契約を阻むかもしれないと言及した。

 昨季ドジャースのワールドシリーズ連覇に貢献したキケは、昨オフにFAとなり、1年450万ドル(約6億9000万円)でドジャースと再契約。しかし、今季は左肘手術の影響で開幕を負傷者リスト(IL)で迎え、復帰直後に左わき腹を痛めて2試合で離脱。最終的にはキャリア最少の41試合で打率.222、4本塁打、OPS.671だった。パシヤス氏は「打撃面でひどい1年でした。もちろん、その不振の一部は、シーズンを狂わせた怪我のせいだと考えることもできるでしょう」と指摘した。

 番組内でパシヤス氏は「私は、昨オフ、ロースターの枠や編成上の問題から、ミゲル・ロハスかキケ・ヘルナンデスのどちらかは2026年シーズンのロースターに残らないだろうと言いました。しかし、1年が経ってみれば、2人とも戻ってきていました。なので、私の予想は外れてしまいましたね」と振り返った。一方で「ただ、ミゲル・ロハスは(今季で)引退するので、これで問題の一部は解消されます。ドジャースは、それを率直に認めたくないのかもしれませんが、チームの若返りと運動能力の向上を図りたい、あるいは、そうする必要すらある、と考えていることは、私たちには分かっています。そのため、キケ・ヘルナンデスが最終的に、外される選手になるかもしれません」と話した。

 明るい性格と勝負強さで「お祭り男」として知られるヘルナンデスについて、パシヤス氏は「私はキケが大好きです。キケ・ヘルナンデスの貢献がなければ、ドジャースは過去6年間で複数回の世界一に輝くこともなかったでしょう」と功績をたたえる。しかし、来季36歳を迎えることに加え、今季のスプリントスピードがこれまでの最低だった2022、2023、2025年の秒速26.9フィート(約8.2メートル)よりも劣る、秒速26.7フィート(約8.14メートル)だった点なども指摘し、再契約が厳しいという見立てを示した。

(Full-Count編集部)

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