ヤ軍515億円大砲に放出の可能性 繰り返す離脱…地元メディアが厳しい指摘「大きな疑問」

  • MLB
  • 2026.11.07
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】

今季は度重なるけがで24試合出場で3本塁打

 米地元紙「ニューヨーク・ポスト」は10月24日(日本時間25日)、ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手を巡る球団の今後の判断についての記事を公開。「ジャンカルロ・スタントンの将来を左右しうる、ヤンキースの1500万ドル(23億7600万円)の問題」との見出しで報じた。

 マーリンズ時代の14年オフに当時史上最高の13年総額3億2500万ドル(約515億円)の延長契約を結び、2017年に59本塁打を放ってナ・リーグ最優秀選手に輝いたスタントン。しかし、ヤンキースに移籍した2018年の翌年、2019年以降は度重なる怪我によりフルシーズンを戦ったことがなく、2026年も度重なるけがで24試合で3本塁打に終わった。同紙のグレッグ・ジョイス記者は「スタントンの心と体は、これまで一貫してかみ合ってこなかった。2027年に彼がヤンキースで何らかの形で貢献できるよう、心と体がついに再びかみ合うかどうかは、依然として大きな疑問であり、球団は1500万ドルを巡る決断を迫られることになる」と厳しく指摘する。

 ヤンキースは2027年にスタントンへ支払う年俸2500万ドル(39億6100万円)のうち1500万ドルを支払う義務(残り1000万ドルはマーリンズ負担)があるため、同氏は「今の時点で彼を放出する理由はほとんどない」とする。ただ、スタントンが不在の間、41本塁打を放ったベン・ライス内野手が事実上、指名打者のレギュラーとなったことなどを踏まえて、同氏は「現在のチーム編成では、仮にスタントンが体調万全であっても、指名打者としての出場機会はそれほど多く残されていない可能性がある」と言及した。

 現状でヤンキースの40人枠に十分な余裕があり、今オフ動くうえで、現時点では枠が足りなくなる心配はない見込み。だが、同氏は「スタントンは少なくともキャンプに合流し、自分にどれだけの力が残っているかをヤンキースに示す機会を得られそうだ。しかし、いったんそうなれば、決断の時が刻一刻と迫ってくる可能性がある」と指摘。通算456本塁打を誇る大砲に厳しい現実が待ち受けているようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY