DeNA・戸柱恭孝、FA権行使「簡単な決断ではなかった」 チーム愛との葛藤…「思いは一番強い」

報道陣の取材に応じたDeNA・戸柱恭孝【写真:町田利衣】
報道陣の取材に応じたDeNA・戸柱恭孝【写真:町田利衣】

2015年ドラフト4位でプロ入り…チームは松尾や古市が台頭

 DeNAの戸柱恭孝捕手が8日、横須賀市内の施設で取材に応じ、フリーエージェント(FA)権を行使したことを明かした。2023年オフに4年契約を結び、今季は契約3年目だった。

 ネクタイを結び、スーツで姿を見せた戸柱は「出しに来ました」と話し、FAに関る申請書類を提出したと語った。権利行使の理由について「一番は本当に簡単な決断ではなかった」と戸柱。「これから色々考えていきたいなと思っています」とした。

 NTT西日本から2015年ドラフト4位指名でDeNAに入団。1年目から正捕手として活躍し、オールスターにも2度選出された。巧みなリードやリーダーシップも備え、プロ11年目の今季は42試合で打率.216、1本塁打の成績だった。2024年のクライマックスシリーズ・ファイナルではMVPも受賞している。

 チームは今季、リーグ3位から日本シリーズに進出した。松尾汐恩や古市尊ら若手捕手が台頭したこともあり、戸柱の出場機会は徐々に減っていた。

 FA権行使を巡り、チームからは「もちろん来年以降のお話ももらっています」。それでも「本当に3回目になるんですけど、全然簡単な決断ではなかった」と熟考の末の判断だった。日本シリーズを終えてから今回の行使について考えを巡らせたという。

 チーム在籍11年。横浜への愛着は強い。「一番はもちろんここまで悩みましたし、時間がかかったっていうのは、横浜に対する思いは一番強いなと自分でも思っています」。もっとも、この日は書類を提出しに来ただけだという。「それぐらいしか今日は……全然おもんないですね。今日はそういう書類を出しに来たという、ことしか言えないので、すみません」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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