イチロー氏、タイブレーク制に持論「勝った気しない」 甲子園の変更案には「ふざけるな」

大分舞鶴高を訪問、外野手の部員たちと練習中に語り合う
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が7日から2日間、大分舞鶴高を訪問した。初日は練習中に外野手の部員たちと高校野球のタイブレーク制度について語り合い、「負けた気がしないよね。勝った気もしないし」と持論を展開。甲子園という舞台への思いも口にした。
日本高野連の2026年の特別規則では、春夏の甲子園大会や夏の地方大会で、9回を終えて同点の場合は延長10回からタイブレークを適用。無死一、二塁から攻撃を始める。イチロー氏は部員たちに「甲子園のタイブレーク制度はどう?」と問いかけた。
自身は「地方大会は仕方ない、と思うんだけど、甲子園はずっとやりたいよね。突然、ランナー一、二塁になって、ゲームが変わるのは気持ち悪い」と違和感を示した。その上で「甲子園はメンバーを増やして補って、最後までやってほしいというのが僕の考えなんだけどね」と語った。
部員が「自分たちでつくったピンチじゃないのにっていうのはあります」と応じると、イチロー氏も「負けた気がしないよね。勝った気もしないし」と同調。「少なくとも(延長)12回まではね。13回だったら、仕方ない」と、通常の延長戦を続けてほしいとの思いを口にした。
さらに、暑さを理由に“聖地”を京セラドーム大阪に移すという考えにも触れ、「甲子園は暑いから京セラっていうのも、ふざけるなって思うよね。甲子園を目指したいと思うよね」と投げかけた。部員は「甲子園という場所は特別です」と返答。イチロー氏は「ありがとうございます。貴重なご意見を」と応じていた。
(Full-Count編集部)