イチローの“打撃投手”から20年…息子2人が直接指導「縁が面白い」 大分訪問の舞台裏

イチロー氏【写真:宮脇広久】
イチロー氏【写真:宮脇広久】

2006年WBC前に練習を手伝った男性…長男と次男が大分舞鶴の野球部に在籍

 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が7、8両日、大分舞鶴高を指導した。訪問のきっかけは、3年生の部員と保護者から届いた手紙。その保護者の1人は、20年前にイチロー氏の打撃投手を務めた男性だった。

 事務所によると、男性は2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前に、神戸で数日間、打撃投手を務めた。長男の宮城凌成外野手によれば、当時は近大の学生で、関西の大学生らとともに自主トレをサポートしたという。それから約20年が経ち、宮城と弟は、ともに大分舞鶴高の野球部に在籍していた。

 初日の7日、イチロー氏は部員たちを前に、長男で3年生の宮城に呼びかけた。「お父さんと、20年くらい前に練習したことがあるんです。その縁もあって。野球を続けていると、こういう出会いがある。縁が面白い」。事務所は、野球に関わり続けたからこその再会も、訪問を決めた理由の一つに挙げた。

 宮城は8日の練習後、取材に応じて父の思いを明かした。父はいつかイチロー氏ともう一度関わりたいと願っていたという。イチロー氏が高校で指導するようになってから、学校に来てほしいと手紙の案を出していた。長男と1年生の次男が同時に在籍する年に、その願いが実現した。

「親子でイチローさんと関わることができて、お父さんも嬉しいっていう感情だと思います」。宮城自身は大学でも野球を続ける予定。今回の指導では外野守備の一歩目が印象に残ったといい、「自分が知らないところばっかだったんで」「そこは参考にしながら、これから大学野球でやっていきたいなと思いました」と語った。

(Full-Count編集部)

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