DeNA山崎、今季3.5億円からプロ初のダウン更改 メジャー挑戦は「強くあります」

会見に臨んだDeNA・山崎康晃【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】
会見に臨んだDeNA・山崎康晃【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

開幕から不振で中継ぎ配置転換、2軍再調整も経験した

 DeNAの山崎康晃投手は22日、横浜市内で今季年俸3億5000万円からダウンで契約更改した。ダウン更改はプロ入り後初めて。山崎は「年間通してイレギュラーなシーズンが行われて、僕としても悔しい気持ちでいっぱいです。来季へ向けて体と心をしっかり準備して臨みたいなということで契約が終わりました。ダウンはダウンなんですけど、まぁ控えたいなと思います」と話すにとどめた。これでチームは全選手が契約更改を終えた。(金額は推定)

 3年連続最多セーブがかかった今季は開幕から精彩を欠き、7月27日の広島戦では5失点を喫して3敗目。同29日以降は中継ぎに回り、10月8日に出場選手登録を抹消となった。不振での2軍再調整はプロ6年目で初めてだった。40試合登板、0勝3敗6セーブ、8ホールド、防御率5.68。「気の引き締まる思いで来年に向かっていきたい。新しい気持ちでしっかり準備して臨みたいなと思います」と前を向いた。

 昨オフの契約更改の場で将来的にメジャー挑戦したい意向を明かした。「やっぱり強くありますね。どういうふうになるかは具体的に話せないですけど、今後、野球人生をかけて、どういうふうに進んでいっても、自分のプレースタイル、ファンの皆さまを大切にする姿勢を忘れずに頑張っていきたいなと思います」と話した。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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