残り2人の「松坂世代」 39歳で2年契約結んだ鷹・和田の想い「やり切った、と」

会見に臨んだソフトバンク・和田毅【写真:代表撮影】
会見に臨んだソフトバンク・和田毅【写真:代表撮影】

25日の契約更改交渉で1億5000万円の2年契約を結んだ和田

 ソフトバンクの和田毅投手が25日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、5000万円増となる1億5000万円の2年契約でサインした。来年の2月で40歳となるベテランに対して異例とも言える複数年契約に「もう1年もらえたことで来年ダメだったと言われないように」と闘志をみなぎらせた。(金額は推定)

 今季の和田は16試合に登板して8勝1敗、防御率2.94。2018年に左肩を痛めていたことから、首脳陣の配慮もあり、登板間隔を空けながらではあったものの、1年間ローテの一角で投げ続けた。シーズンを通して投げたのは、ソフトバンクに復帰した2014年以来だ。

 会見後に新たに2年契約を結んだことを明かした和田は「球団の方から『2年は戦力として計算している』と言っていただいたことが嬉しかった」とニッコリ。来年2月に40歳となるが、「40歳まで第一線でいることが大きな目標だった。それを叶えられそうですが、それは来年投げてこそ。もう1年もらえたことで来年ダメだったと言われないように、1年1年頑張っていきたい」と気を引き締めた。

40歳で迎える来季に向けて「未知なる世界ですよ」とも

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