西武ドラ2西川、寮に持ち込んだ“こだわりの一品”「触ってないとダメで…」

愛用のタオルケット持参で入寮した西武ドラ2・西川愛也【写真:上岡真里江】
愛用のタオルケット持参で入寮した西武ドラ2・西川愛也【写真:上岡真里江】

與座は同じアンダースローの先輩・牧田に感謝「道を作ってくれた」

 綱島龍生、伊藤翔、齊藤大将に続き、ドラフト2位の西川愛也、同5位の與座海人も7日に『若獅子寮』入りを済ませた。

 高卒ルーキーらしく、初々しい制服姿で入寮した西川は、寝る時に必ず枕元に置いているという、高1年時に親からプレゼントされたというタオルケットを“こだわりの一品”として公開した。

「小さい時から、毛布やタオルケットを触って寝ないとダメで(笑)。これも、もう3年ぐらい使っていて、ボロボロなのですが、遠征や、甲子園の時も、ずっと持って行っていて、今もこれがないと眠れないんです」と、微笑ましいエピソードを披露した。「プロとして、自己管理がしっかりとできる選手になりたい」と、『東京西川 AIR』の枕も新たにオーダーメイドし、睡眠から全力で野球に取り組む考えだ。

 新入団選手8人のうち、最後に寮に到着したのが與座だった。大学2年の春から下手投げ投手へと転向しているだけに、アンダースローの代名詞ともいえる牧田和久に直接教えを請えるチャンスに心躍らせてきた。だが、埼玉入りを前に、憧れの人の米大リーグ・パドレス移籍が発表され、思わず苦笑い。それでも、「牧田さんが、アンダースローでもやっていけるという道を作ってくれたと思う。僕もチャンスをもらって、結果を残していきたい」と、『ライオンズの新サブマリン』として、継承していくことを胸に誓った。

 7日をもって、西武は新人選手8人全員が入寮を済ませた。9日から新人合同自主トレが開始され、いよいよプロ野球選手としての第一歩を踏み出す。

(上岡真里江 / Marie Kamioka)

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