400勝投手・金田正一氏、殿堂通知式で“金やん節”炸裂「長嶋でございます」

野球殿堂入り通知式に出席した金田正一氏【写真:細野能功】
野球殿堂入り通知式に出席した金田正一氏【写真:細野能功】

“後輩”原辰徳氏の殿堂入りに歓喜「感無量です」

 長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督とともに、30年前の1988年に殿堂入りしている400勝投手の金田正一氏が、野球殿堂入り通知式のゲストで、久々に“金やん節”を炸裂させた。

 開口一番「長嶋でございます」といきなりボケをかますと、「この年になるとスーツを着ることがない。ワイシャツのボタンが閉まらない。20年前の背広です。それが着れるというのが凄い。似合ってる?」と畳みかけ、会場の笑いを誘った。今年8月で85歳を迎えるが、口の方は相変わらず達者だ。

 1965年から5シーズンを過ごした巨人で後輩にあたる原辰徳氏がエキスパート部門で殿堂入りを果たしたことに触れ、「たっちゃん(原氏)と私は長い付き合い。感無量です。本当に素晴らしい人が殿堂入りした。私の後輩でこれほどの人はいない。大好きな後輩」と讃えまくっていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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