去就注目の鷹ムーアにRソックスが興味? 編成責任者とはレイズ時代に繋がり

ソフトバンクを自由契約となったマット・ムーア【写真:荒川祐史】
ソフトバンクを自由契約となったマット・ムーア【写真:荒川祐史】

昨季地区最下位のRソックスは先発投手の補強に興味

 昨季6勝をマークし、日本シリーズ第3戦でも7回をパーフェクトに抑え日本一に貢献したマット・ムーア投手。現在は保留選手名簿から外れて自由契約となっている左腕に、レッドソックスが興味を示していると複数の米メディアが報じている。

 ソフトバンクは残留オファーを出しているものの、いまだ去就が決まっていない中、米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が、レッドソックスが注目しているとされるFA選手を特集し、ムーアの名前を挙げている。記事ではレッドソックスが先発投手の補強に興味を示していることに言及し、ギャレット・リチャーズ(パドレスFA)とともに、リストアップした選手として登場している。

 その中で、「ムーアはより驚くべき候補となるだろう。彼は2019年から10投球回しか記録していない」とし、タイガースに在籍した2019年には、故障の影響でわずか10投球回に終わったことから、“隠し玉”の補強候補であると指摘している。

 さらに、レッドソックスの地元メディア「masslive」も補強進捗について特集。記事では、19年オフに編成責任者に就任したハイム・ブルーム氏とムーアが所属していたレイズ時代から繋がりがあることから、補強の候補に挙がっていることに言及している。

 18年に世界一に輝くもその後、19年地区4位、20年は同最下位に沈みチーム再建が急務なレッドソックス。日本で復活を果たしたオールスター左腕の獲得が起爆剤となるか、それとも日本で昨季同様のインパクトを残す投球を見せてくれるのか。今後の去就に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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