「ここ数年で1番ショック…」 ローテ入りへ意欲の鷹・石川が傷心の理由

自主トレを公開したソフトバンク・石川柊太【写真:福谷佑介】
自主トレを公開したソフトバンク・石川柊太【写真:福谷佑介】

20日は福岡・久留米市で千賀らと行う自主トレを公開

 ソフトバンクの石川柊太投手が20日、福岡・久留米市で行なっていた自主トレを報道陣に公開した。昨季から参加しているコウノエスポーツアカデミーの鴻江寿治トレーナーが主催する合宿で、チームメートの千賀滉大、育成の川原弘之、樋越優一や、ソフトボールの上野由岐子、オリックス松葉貴大、DeNAの今永昇太らとともに汗を流した。

 1軍デビューイヤーとなった昨季は怪我人続出のチーム事情の中で先発、中継ぎ問わずに働き、8勝をマーク。2018年もローテ候補の1人として名前が挙がる石川。「去年に比べて、今年は確信に近づいたかなと思います。1年間ローテを守るというのが、目指すところかなと思います。去年は穴を埋めただけの存在だったので、今年は1年間守る気持ちでいきます」と、虎視眈々とローテの一角を狙っている。

 その石川だが、新年早々に「ここ数年で1番ショックでした」という出来事が起き、傷心している。それが、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の有安杏果の卒業。大のももクロファン「モノノフ」であることで知られており、登板時に場内にかかる登場曲も、ももクロの楽曲となっている。

「すごいショックでした……。びっくりしたのが1番です。でも、本人のブログによれば、お疲れ様と言ってもらえれば嬉しいとのことだったので、自分たちがどうこう言うことではない。ついていくだけなので、ファンとしては。本人たちがどういう道を歩んだとしても、それについていくのがファンなので。そこは引き続き応援していくだけですね」と“愛”を語った石川。21日に、その有安杏果の卒業ライブを迎える「ももいろクローバーZ」。久留米市で行なっていた自主トレはこの日が打ち上げ。「ご想像にお任せします」と濁していたが、ライブ当日はオフとなるだけに、会場となる千葉・幕張メッセへと駆け付ける可能性も大いにありそうだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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