田中将大、27日ヤクルト戦で2度目の登板 先発直前の涌井を打席に最終調整?

涌井秀章(右)を打席に立たせ、投球を行った田中将大【写真:宮脇広久】
涌井秀章(右)を打席に立たせ、投球を行った田中将大【写真:宮脇広久】

カメラのシャッター音に「こんなところ撮っても載らないでしょ」も…

 楽天の田中将大投手は27日のヤクルトとの練習試合(沖縄・浦添)で、復帰後2度目の実戦登坂に臨む。前日の26日には、同カードの試合前、外野で伊志嶺ブルペン捕手を座らせ、この日先発する涌井秀章投手を打者役として立たせて投げ込んだ。「先発投手に当てたら……」と苦笑する場面もあった。

 田中将にとって涌井は、北京五輪日本代表などで共に戦ったこともある先輩。昨季11勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得しており、当面は今季開幕投手の座を争うチーム内のライバルでもある。

 報道陣にとってはいまや、一挙手一投足を逃すわけにいかない存在のマー君。室内練習場に移動し、スパイクについた泥を払っているところを盛んにシャッターを切られると、「こんなところを撮っても載らないでしょ」と苦笑い。だが、直後に後輩の釜田佳直投手にスパイクの泥を落としにいかせる“コント”を演じ、気遣いも忘れなかった。

【写真】盛んにシャッターを切られ苦笑いの田中将大

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