楽天・田中将大、2度目の登板は3回1失点 「遥かにステップアップできた」

練習試合ヤクルト戦に先発した楽天・田中将大(左)と捕手の太田光【写真:宮脇広久】
練習試合ヤクルト戦に先発した楽天・田中将大(左)と捕手の太田光【写真:宮脇広久】

「基本的に今日の登板は真っすぐとスプリットでいかせてくれと」

 楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手が27日、今季2度目の実戦となるヤクルトとの練習試合(浦添)に先発し3回2安打1失点。2度目の登板を終えた田中将は「1戦目より2戦目でステップアップできた」と収穫を口にした。

 初回は1死一、二塁から村上に148キロの直球を右前に運ばれ先取点を許したが2回からは修正。四球を1つ与えたのみで無安打に封じ予定されていた3イニングを1失点で抑えた。

 降板後に田中将は「自分の中で1戦目に投げた時より、遥かに感触もそうですし、少しずつ呼び起こしていかないところも色々と出てきていて。1戦目より2戦目でステップアップできた。課題も見えてきたし意味のある登板だった」と振り返った。

 前回登板の日本ハム戦と同じ太田とバッテリーを組んだが「基本的に今日の登板は真っすぐとスプリットでいかせてくれとキャッチャーとも話していた。そこらへんに沿って投げていった。自分で色々と感じることもできた」と語った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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